2014年05月10日

文化のお母さんになりたい

 私は子どもを産めなかった(産まなかった?)ので、せめて、
「『文化のお母さん』になりたいなー」
 と思ったりする。

 「文化」と言うと、意味が広過ぎて曖昧ですね。
 でも、私が好きなものはいっぱいあって、そういう言葉じゃないと包括出来ないのだ。
 文学、語学、漫画、美術、音楽、演劇、科学、食文化……
 日本の、外国の、大昔の、新しいの。

 母親ならばまず産まなければ。
 小説を書く。三味線を弾く。
 で、出来の悪い子ですみません。

 そして育てる。
 このブログの紹介文が愛好者を増やすのに役立っていれば良いけれど。

 お母さんがやるべき一番大事なことは何だろう。
 私が母にやってもらって一番嬉しかったのは、
「常に味方でいてくれる」
 ということだった。

 たとえば学校の教師が私を気に入らず、呼び出しを食ったとしても、
「うちの子は悪くない! あなたたちがおかしい!」
 とケンカをしてくれた。

 私は完璧な人間ではない。
 子どもの頃などさらに不完全極まりなく、私の方が悪かった場合もあったかもしれない。
 それでも母親は絶対的に私の味方だった。
 その安心感が私の芯だ。

 私も文化の味方でいよう。
 絶対的な味方でいよう。
 世界がさらに不自由で不寛容な場所になったとしても。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:13| 自分 | 更新情報をチェックする