2014年05月13日

グレードアップを勧めてよ

 ピンポーン♪
「はい」
「お忙しいところすみません、私、〇〇地所の」
「あー マンションね!」
「はい……」

 この会社の営業さんは何度も何度もうちに来ている(同じ人かは不明)
 そんなに営業しないと売れないようなマンション、最初から建てるなよ!
 と思うが、計画したのはもっと上の人だ。
 このお兄ちゃんに罪はない。

 しかし彼は、営業する場所を間違えている。
 売りたいマンションがあるのは、駅から徒歩15分くらいのところ。

 バスを使わないと駅に出られない地区の住人に、
「駅まで歩いて行けるんです。便利になりますよ!」
 と勧めるなら分かる。

 我が家は駅のすぐそばなのだ。
 わざわざ大金出して不便な部屋に引っ越す訳がないだろう。

「営業する場所を変えてみたら?
 駅から離れている地域とか、この駅じゃなく、もっと東京から遠い駅のそばとか」
 なんてアドバイスしたら、お節介だよなー
 うーむ。

 結局、適当にあしらうことになる。

「引っ越すの面倒なんで、ごめんなさい〜」
「面倒と言っても、近くですし」
「ほら、荷造りが」
「あー ダンボールとかに」
「そう。しばらくやりたくないの。ごめんなさーい」
 がちゃん。

 毎度毎度、時間の無駄なんだよね、お互いに。
 次来たらお節介おばちゃんになっちゃおうかしら。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:18| 社会 | 更新情報をチェックする