2014年05月14日

感想の受け取り方

 自分の作品の感想を聞いた時、

 傷付き過ぎてはいけない
 有頂天になってもいけない
 無感覚になってもいけない
 冷静に受け止めて参考にすること

 ……と私は思っているけど、
「作ったものを人に見せる」
 という経験を長期に渡って繰り返さないと、なかなか難しいのかもしれない。

 自費出版詐欺に遭う人は、褒められ慣れてなかったのだと思う。
 自分の作品を褒められるというのは本当に嬉しいことで、愛の告白をされた時のように、脳みそが天に向かって飛んでゆく(告白された経験なんてほとんど無いけどな、私の場合……)
 詐欺師は脳みそが留守になっている隙にお金を奪うのである。

「本当に良いと思って言ってるのかな、この人」
 などと疑う必要はない。
 称賛は素直に受け取って創作のエネルギーにするのが一番だ。
 単純に、脳みそを手放さなければ良いだけの話。

 創作する人は、自分の身を守るためにも作品を発表する機会を増やすべきなのかもしれない。
 そうすれば、

 貶されるのに慣れる
 褒められるのに慣れる
 でも何も感じない訳じゃない
 それは「私」ではなく「成長途中の私の作品」なのだから。

 自分と自分の作品を客観視する訓練、と言えるかもしれない。
 作品は作るだけでも一苦労なのに、その後もなかなか大変なのだ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:09| 執筆 | 更新情報をチェックする