2014年06月04日

まず世知辛い世の中をどうにかしろ

「経済に悪影響を与えるから少子化対策を」
 という論調が嫌だなー と思っている。

 たとえばの話。
 少子化を防ぐには、若い夫婦が子育てしやすい環境を整えなければいけない。
 結婚して最初に住む賃貸住宅の家賃が高いなんてもっての外である。
 若夫婦が家を借りたいと言ってきたら、無料で貸し出すのを義務化しましょう!

 なんてことになったら、大家さんたちは絶対反対するだろう。
 彼らはむしろ、
「子どもが増えて、人口が増えて、部屋を借りたい人が増えて、家賃が上がりますように」
 と願っている。

 少子化は解決して欲しいが、負担は負いたくない。
 それが多くの人の本音なのだと思う。

 若い夫婦に経済的な余裕がなければ子どもなんて育てられる訳がない。
 にもかかわらず、世の中は若い人たちから金や時間を搾り取ることばかり考えている。
 それは世の中の人々が悪人だからではなく、経済至上主義ってそういうことだから。

 そりゃ少子化するよ。

 まず第一に、赤ん坊やお母さんやお父さんの、幸せな笑顔を思い浮かべられないだろうか。
 それを増やすための少子化対策、と考えられないだろうか。

 友人たちから出産の知らせがいくつか届いた。
 街には手をつないで歩く若いカップルがいる。
 彼らが少しでも子育てしやすい世の中になりますように。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:18| 社会 | 更新情報をチェックする