2014年07月25日

出来過ぎたキャベツ世代

 友人が、
「新入社員が大事にされ過ぎてるっ」
 とプンプン怒っていた。

 確かに私たちの頃はあんまり大事にされなかったからねぇ。
「君が辞めたって、代わりはたくさんいるんだよ」
 というのを態度で示されることが多かった。

 まあ、日本の人口ピラミッドを見れば、それも当然だろうなと思う(これ
 私たちは上から2番目のでっぱりの、ちょっと下くらい。
 団塊の世代と団塊ジュニアがバリバリ働いているところに入り込もう(=就職しよう)としたんだから、そりゃ冷遇されるよな。

「俺たちは腐ったみかんなんかじゃねぇ!」
 という有名なセリフがありますが(細かい言い回しが間違っていたらごめんなさい)
「私たちは出来過ぎたキャベツだ!」
 最初からつぶされる運命。
 
 今、人手不足が騒がれているのは、団塊の世代が本格的に引退し始めたということなんじゃなかろうか。
 物の値段と同じように、人間の価値も需要と供給で決まる。
 我々の世代は需要が少なく、供給が多かった。
 今は逆。

 友人は怒っていたけど、人間が大事にされるのは良いことだと思う。
 酷い方に合わせることはない。

 人口ピラミッドのでっぱりに当たる人々は、一生大事にされない。
 自分の属する世代から逃れるのは不可能だから。
 その代わり、数の力で世の中を動かすことが出来る。
 団塊の世代は存分に行使している。

 私たちの世代は何だかやられっぱなしみたいだ。
 でっぱりの短所と長所を、もっと意識すべきだろう。
 つぶされないために。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:08| 社会 | 更新情報をチェックする