2014年09月05日

相対音感

 私はこれまでに色んな楽器を経験してきた。

 和太鼓(小学校〜中学校時代に習っていた)
 トロンボーン(中学校の吹奏楽部で)
 コントラバス(高校の吹奏楽部で)
 現在は三味線のお稽古に通っている(始めて8年経ってた……)

 こんなにやっているのに、どれもそんなに上手くない。
 特に音階のある楽器が酷い(和太鼓はまだマシだった)

 最近になって、その理由が分かってきた。
 私には相対音感が無いのである。
 絶対音感もないが、楽器を演奏するためには相対音感の方が大事かもしれない。

 相対音感が無い、というのは具体的にどういうことかというと、
「ドレミファソラシド〜♪」
 を正確に歌えない。

 歌えないということは、楽器で鳴らすことも出来ない。
 ドレミファソラシドがダメということは、当然「ドミソ」も「レファラ」も鳴らせない。
 どこを押せばどの音が出る、ということは分かるので、だいたいの音は出せるが、正確じゃない。

 何となくそうじゃないかな、とは思っていたのだけど、ああ、と気付いたのは、
「私、『オーバー・ザ・レインボー』を頭の中で歌わないと、一オクターブ上の音を出せないんだよね」
 とDちゃんに言った時。
「……もしかして、普通そんなことしない?」
「聞いたことない」

 「オーバー・ザ・レインボー」の冒頭が「ド〜(オクターブ上の→)ド〜」だということは何故か覚えていて、三味線も「オーバー・ザ・レインボー」で調弦する。
 曲の中の「ド〜ド〜」は思い浮かべることが出来るのに、音階としての「ドードー」を心の中で鳴らすことは出来ない。
 この感覚、伝わるだろうか……
 私の音程には、文脈が必要なのだ。

 もしかしたら「『ドレ』が入るメロディ」「『ミファ』が入るメロディ」「『ドミソ』が入るメロディ」とあらゆる音程を曲名で覚えていったら、私も相対音感を身に付けられるのかもしれない。
 面倒臭い耳だなぁ。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:35| 音楽 | 更新情報をチェックする