2014年09月25日

婚外子差別 一人っ子差別 専業主婦差別

 私は婚外子だ。
 戸籍の父の欄が空欄ということ。
 ついこの間まで遺産相続の割合が婚内子より少なかったけれど(改正されたようです)
 普通に暮らしている時に「婚外子だから」という理由で差別されることはほとんどない。

「婚外子なんだ」
 と言うと相手が戸惑うことが多いので、心の底ではけっこう差別しているのかもしれない。
(その反応で相手の器の大きさを計れるから便利)

 しかし、
「婚外子を差別するのは非常識なこと」
 という意識が広まっているので、表面に出て来ないのだ。
 人種差別や障害者差別のようなものですな。

 私が子どもの頃に強く感じたのは、婚外子差別ではなく一人っ子差別。
 ひ弱だとか勝手だとか、一人っ子を悪く言う言葉にぶつかることは本当に多い。
 自分以外の一人っ子を見ていて、そんなに弱くないしわがままでもないじゃん、と思うんですけどね。

 何より一人っ子なのは本人にどうにか出来ることではないし、親も100%コントロール可能ではない。
 努力で解決するものでもないのに、なんで悪口を言われにゃならんの、としょっちゅう腹を立てていた。
「一人っ子を差別するのは非常識なこと」
 という意識が浸透していないのだ。

 結婚後に感じるようになったのは、専業主婦差別。
 これも差別問題があるということが世間で認識されていない。
 たびたび馬鹿にされ、時々羨ましがられたりする。
 訳が分からない。

 専業主婦をこき下ろすことが、会社勤めをしている女性を応援することになるとでも思っているのだろうか。
 単純に褒めたいものだけ褒めたら良いじゃないの。

 差別を無くすことは難しい。
 というか、はっきり「無理だ」と私は思っている。
 けれども、
「差別を口に出さない。行動に移さない」
 というだけで、不愉快な思いをする回数はずいぶん減る。

 意識の問題なのだ。
 とりあえず上っ面だけで良いから平等主義者になってくれ。
 中身はこちらの基準で差別しますから。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:31| 社会 | 更新情報をチェックする