2014年10月11日

石内都「絹の夢」

 石内都の作品が出展されているというので、BankART Studio NYKで開催中の「東アジアの夢」という展示に行って来た…… が!
 石内都は無料で見られる屋外展示だった。

 入場料を払って、小冊子になっているパスポートをもらい、それを読んでから気付いた。
 遅いよ!
 まあBankART内の展示も見たかったから良いんだけどさ。

 旧帝蚕倉庫という横浜らしい古い建物のところに、大きな写真が10枚。
 「絹の夢」というタイトルで、糸や布や機械が写っている。

 この人の作品、ほんと好き。
 物なのに、物じゃないみたい。
 でも生々しかったりグロテスクだったりする訳じゃない。

 満足のゆく人生を送り、小さく微笑んで横たわる美しい女性の死体のような雰囲気。
 とても静か。
「成仏している」
 という言葉が浮かぶ。

 女性を思い浮かべたのは、染められてない生糸の写真があったからかもしれない。
 つやつや輝いて上品な、空想上の白髪。
 繭は指先のよう。

 場所はみなとみらい線の馬車道駅を出てすぐ。
 無料なので、ぜひ多くの人に見てもらいたいです。
 このあたりは建築物を眺めてまわるだけでも楽しいよね〜♪
posted by 柳屋文芸堂 at 00:30| 美術 | 更新情報をチェックする