2014年10月14日

経済学の変な前提

 結婚してから経済学に興味を持つようになった。
 家計をやりくりするようになって、国の経済対策の影響を強く感じるようになったからだと思う。

 国の方針で物価や消費税が上がれば、夕飯の材料をそろえるために必要な金額も変わってくる。
 買いたいものも買えなくなる。
 必要なものも買えなくなったら、と思うと怖くなる。

 経済学の本を読んでいて一番疑問に感じるのは「前提が変」ということ。
 人間は合理的に行動するとか、欲望は無限だとか。
 そんな訳ないじゃん! と思うのに、そこからスタートして理屈を展開しちゃうのだ。

 入門書だからなのかな…… と首を傾げつつ何冊か読むうちに、どうもそうではないと気付いた。
 本当に経済学というのは、そういう非現実的な人間を設定して考えられている学問らしいのだ。
 もちろん国の政策も経済学を元にして決められている。
 そりゃ、国が借金だらけになったり、子どもの貧困率が高くなったり、おかしくなるわけだよ。
 
 政治について、
「よく分からないけど、偉い人が決めているのだから大丈夫」
 と考えてしまうのは本当に危険なことだ。
 偉い人が奇妙な理論に頼って(あるいはまともな理論であっても曲解して)とんでもないことをやらかすのは全く珍しいことではない。

「従順に生きていたら、世界は滅茶苦茶になっていた」
 なんてイヤだ。
 おかしいと感じたら「おかしい」、苦しいと感じたら「苦しい」と、ちゃんと言おうよ。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:14| 社会 | 更新情報をチェックする