2014年12月05日

概念だけじゃダメですか?

 サンタクロースがいる・いない、という話をする前に、
「いる・いない」つまり「存在する・存在しない」
 というのがどういうことなのか、もっと考えるべきなんじゃなかろうか。

 地震は存在するだろうか?
 もちろん存在する。死者を出すほどに。
 しかし今、地震と会いたい! と思っても、都合よく会えるものじゃない。
 揺れている間だって、巨大な「地震さん」がどしどし歩きまわる姿を見たりしない。

 風は存在するだろうか?
 確かに洗濯物は揺れている。
 しかし私たちが見ているのは洗濯物であって風そのものではない。

 サンタクロースは存在するだろうか?
 もちろん24日の夜に煙突から入ってきたりはしない(まず煙突が無いしな)
 しかし子を持つ親たちはみな「サンタクロース的行為」をせねばと駆り立てられる。

 サンタクロースという概念がこの世に存在していなかったら、こんな風に動かされることもないだろう。
 概念がそこにあり、その影響を受けるものがあるなら、それは「存在する」と言っても良いんじゃなかろうか。
 物質じゃないとダメですかね?
posted by 柳屋文芸堂 at 00:21| 季節 | 更新情報をチェックする