2014年12月10日

プロットとは何か

 小説を書く人たちが使う「プロット」の意味がよく分からなかった。
 日本語にするなら「物語の筋」あたりなのだろうけど、
「プロットを作る」
「プロットを組み立てる」
 なんて言い方をするのが疑問だった。

 物語の筋というのは作者が決めるものではなく、
「登場人物や状況を設定すれば勝手に進んでいくもの」
 だと私は考えていたのです。

「プロットを見守る」
 というのが自分の印象に近いけど、誰もそんな変な使い方しない。
 私はプロットというものをちゃんとつかめてないんだなー
 と思っていた。

 しかし先日、ハッと気付いたのです。
 プロットには「グラフの線を引く」という意味もあることに。
 これだーっ!
 これこそ私にとっての「物語」

 y=2x+3

 だとしたら、xが1の時yは5、xが2の時yは7、xが3の時yは9……
 と点を打っていって、それをつなげていく。

 とりあえずxを「A君に恋する主人公の、好きという気持ちの大きさ」だということにしましょう。
 好きという気持ちがちょっとだけの時には、A君の姿を見ると顔が赤くなる。
 好きという気持ちが大きくなった時には、A君を誰にも取られたくないと思う。
 好きという気持ちが病的に強くなった時には、取られる前にA君を殺してしまおうと決意する。
 yは「xの変化によって起きてゆくこと」になるんです。

 なるほど、プロットってそういうことだったのか!
 と自分では納得したんですが、この説明で伝わるかな……
posted by 柳屋文芸堂 at 00:03| 執筆 | 更新情報をチェックする