2014年12月17日

リラックス部

 私はリラックス部に所属している。
 何をするのかというと、音楽を聞いてひたすらダラダラするのだ。

 授業が終わると部室に行く。
 床に大きな黒いスピーカーが置いてあり、その前に部員たちがスカートを広げて座っている。
 弱い光の入る窓。

 私は部長に尋ねる。

「この音楽に何の意味があるの?
 全部どこかで聞いたことがあるような……」
「意味なんてないよ。
 ただ、こうしてボーッと聞いてると、時々遠くに行けるでしょ」

 確かに行った。

 高校入学から卒業まで毎日欠かさず部室に通い、目が覚めた時、私は慌てた。
 本当に三年過ぎてしまったような気がしたのだ。
 時計を見ると、寝始めてから5時間しか経っていなかった。

 前の晩とは、気分ががらりと変わっていた。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:56| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする