2015年01月16日

登場人物の勝手な行動

 小説を書いていて面白いなー と思うのは、登場人物が突然こちらが予期していないことを始めるところ。
 一人で考えて一人で書いているのだから、登場人物は100%作者の意図通り動くだろう、と思ったら大間違い。
 架空の人物とは言え作者とは違う人格や思想や経験を持っている訳で、状況を設定すればおのずとその人らしい行動や発言をし始める。

 今日書いていた部分でもそういうことが起きた。
 ぼんやり予想していた展開よりも登場人物が積極的で、
「へー そんなに好きって伝えたいの」
 と観客みたいに驚いてしまった。

 もちろん登場人物の意思を無理やりねじ伏せて、作者の言わせたいことを言わせる(やらせたいことをやらせる)というのも可能だけど、すごく不自然な感じになっちゃうのだ。
 台風の進路を予測するプログラムを組んだ人が、台風の行き先を決められないのに似ています。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:12| 執筆 | 更新情報をチェックする