2015年04月28日

無知の知

 頭が悪い人って苦手だな、と時々思う。
 どんな人のことを「頭が悪い」と感じるかというと、
「自分は頭が良い」
 と信じている人。

「自分は物事を知っている」
 という自負があり、それだけならまだしも、その知識で人を攻撃したりする。
「自分には知らないことがあるのかもしれない」
 というためらいがないのだ。

 簡単にまとめると、
「頭が悪い人=無知の知を持っていない人」
 こういう人に何かを分かってもらうのって本当に大変なので、私は最初から関わらないようにする。

 学歴がないことを気にしている人に出会うことがあるけれど、私はそういう人たちを頭が悪いと感じたことはない。
 むしろ学歴コンプレックスに「知の泉」を感じたりする。
「高校や大学に行っていたら学べていたかもしれない知識が、自分には欠けている」
 という自覚が、知性になるのだ。
 学問のように体系的ではなくとも、必要な情報はその知性がちゃんと吸い寄せる。

 たとえ大学に通っても全知全能になれる訳ではなく、研究者ですら特定の分野に詳しくなるだけだ。
 全ての人が「知らないことだらけ」なのだから、全員しっかりと、
「無知の知」
 を持てば良いのになー
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:33| 考え | 更新情報をチェックする