2015年05月24日

恋愛における役割分担

 同性愛用語で「タチ・ネコ」というのがあるけれど、
(性行為において、タチ:攻める役、ネコ:受ける役)
 異性愛でもタチ・ネコがあるんじゃないかな、と思う。
 女がタチ、男がネコのカップルとか、男女ともにネコとか。

 もっと言うと、タチ・ネコはあんまり固定しない方がうまくいくような気がする。
 性行為だけじゃなく恋愛全般で、片方がずっと能動的であり続けたり、受動的であり続けたりするのはしんどい。
 デートの行き先を常に男が決めるとか、多少の不満があっても女は我慢し続けるとか。

 今時そんな男女いない、と言われるかもしれない。
 でも私はずいぶん長い間、
「受動的でいないと、男の人はイヤなんじゃないかな?」
 と考えていた。

 好きな男に、
「受動的でいなさい」
 と命令されたことなんてない。
「女なんだから『女役=受ける役』でいなきゃいけないのかな?」
 と、自分で勝手に思い込んでいたのだ。

 恋愛のやり方なんて、誰も教えてくれないし。

 10年の結婚生活を含め、好きな人との付き合いで私が学んだのは、
「思い込みは、事態を悪化させることはあっても、解決することはない」
 男だから、女だから、というのはいったん忘れて、相手と真剣に向き合った方が良い。

 自分もその人も世界でただ一人の人間で、一般論なんて役に立たない。
 問題が起きたらそのつど二人なりの答えを出していかなければいけない。
 面倒でも、そうやって相手を知って、自分のことも知ってもらって作り上げた関係は、たとえようもないほどあたたかい。

 人間はどうして「役割」にこだわっちゃうんでしょうね?
 毎回考えるより、役になり切った方が決定が早くてラクだから?
 役に不満を持ってイライラがつのる方が大変な気がするんだけどな。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:02| 恋愛 | 更新情報をチェックする