2015年09月10日

視覚障害ナビ・ラジオ

 目の見えない人が出てくる小説を書いてみたい、という思いが昔からあって、参考になればと、
「視覚障害ナビ・ラジオ」
 という番組を時々聴いている。

 NHKラジオ第2で、
 日曜日  午後7時30分〜8時00分
 翌日曜日 午前7時30分〜8時00分(再放送)

 この間は盲学校の生徒が作文を朗読していた。
 軽快に読み上げた子たちは、たぶん暗記していたのだと思う。

 一人、とつとつとした速度で読んだ男の子がいて、
「あっ、これ、点字を読んでるんだ!」
 と思った。

 うちの実家には点字で書かれている文書が時々送られてきたので、そのたび伯母(大)に、
「何て書いてあるのー?」
 と頼んで読み上げてもらった。

 点字は指で触って判別するから、目で文字を追うより時間がかかる。
 その時の情景が心に浮かんで、胸がキューンとした。

 あ、伯母(大)はまだ生きてますのでご安心を!
 実家にいた頃の思い出として、懐かしくなって。

 ラジオを聴いている時、我々はみな目が見えないのだ。
 耳から聴こえる言葉、間の取り方、音の抑揚などを元に、ラジオの向こう側にあるものを想像する。
 経験と知識が多いほど、見えてくるものは豊かになる。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 02:57| ラジオ | 更新情報をチェックする