あの人はすごい! 国を変えた!! という賛辞がやたらに出てくるのだけど、どうすごいのか、どう国を変えたのか、もうちょっと具体的に映して…… って感じでした。
ガストン・アクリオを知っていて当然の人たちのための映画みたい。
私は全然知らないので面食らった。
どうやら、高級料理と言えばフランス料理だったペルーで、美食家も満足させるペルー料理(ペルービアン)を確立した人らしい。
日本では、自国の料理(和食)がフランス料理とタメ張ってる。
それって当たり前のことじゃなくて、負けちゃう国も少なくないんだ。
自分の国の料理が一番口に合うだろうに、不思議な気がする。
キヌア畑が印象的だったな。
(ここに写真もあり。民族衣装を着た女性たちが可愛い!)
カサカサに乾いた大地に実るの。
こんなところで穀物を収穫出来るなんて、とDちゃんに話したら、
「稲だってあんな水浸しのところで育って、変だよね。普通、根腐れするよね」
とのこと。確かに。
食べ物は土地や気候と強く結び付いているんだ、と改めて思った。
まずはペルー料理を食べてみないとな。
作り方から想像するに、さっぱりしていてけっこう辛そう。
ごま油を使うのが意外でした。