2015年12月18日

映画「A Film About Coffee」感想

 大坊珈琲店の映像が入っているというので見てきました。
 ラジオ講座「英語で読む村上春樹」のテキストにこちらのお店の写真が使われていて、
「うわぁ、行ってみたい!!」
 と思った時には、ビル取り壊しのためすでに閉店……
 表参道なんてしょっちゅう行くのに、私のバカバカ!

 大坊珈琲店の店主、大坊勝次さんがコーヒーを淹れる様子は本当に美しくて、涙が出た。
 店内を暗い色調に整え、シンプルに植物を飾り、カップを選ぶ。
 コーヒー界の千利休って感じ。
 お店には行けなかったけど、動いている姿(「所作」という言葉がぴったり)が記録されていて、見ることが出来て、本当に良かった。

 コーヒー生産の流れもじっくり撮影されており、勉強になった。
 果実を収穫し、精製・乾燥・焙煎等を経て、あの黒いコーヒー豆になる。
 農園の風景も綺麗だったし、農家のおじさんたちも素敵だった。

 アメリカのコーヒー店の部分は、
「水色薄っ! まさにアメリカンコーヒー!!」
 って思った。エスプレッソ好きなのであれは耐えられない。

 日本のコーヒーも浅煎りで薄くて酸味が強いのが多いから、基本がアメリカ式なんだろうな。
 もっと煎ろうぜ、ほうじ茶のように……

 大坊珈琲店のコーヒーは深煎りだったようです。
 大坊勝次さんのコーヒーを味わう会、みたいなのが時々開かれているようなので、機会があれば行ってみたいな。


 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:05| 映画・映像 | 更新情報をチェックする