2016年01月15日

竹田圭吾さん

 ジャーナリストの竹田圭吾さんが亡くなりましたね。
 彼がどれくらい有名なのか分からないのですが、私は毎週ラジオで声を聴いていました。
 亡くなる一週間前にも苦しそうな声で出演していて、でもまさかすぐに亡くなるほどの体調とは思わなかった。
 辛かったろうな、でも最後の最後までニュースを伝える現場にいたかったんだな、と。

 津田大介(←何故かこの人は呼び捨て。ごめん)がナビゲーターを務めた追悼番組も良かった。
 思い出や、竹田さんが言いたかったであろうことを語り、第一回目の出演時の声、最終回の声を流して、
「最後までよく泣かずにやり切った、津田大介!!」
 とこっちは涙ぐみながら思いました。

 この津田っちが公開してくれた竹田圭吾さんへのインタビュー(これ)の中に興味深い文章があったので引用する。

竹田:ニュースメディアというのは、空気の温度を調整するエアコンディショナーであるべきだと僕は思っているんですね。ある報道が過熱して空気が熱くなりすぎれば冷やさなければならないし、逆に空気が冷え切っていたら「このニュースはこんなに大事なんだよ」と温めて、ちょうどいい温度に調整しないといけない。

 ニュースって何のためにあるのだろう、と時々不思議に思っていた。
 世の中にとって必要なのは何となく分かるのだけど、具体的にどんな役割を持っているのか上手く説明出来なかった。
 単なる野次馬根性では、と感じる時もあるし。

 「エアコン」と言われれば納得がいくし、確かに必要だと思う。
 社会というのはどちらかに偏って加速する時が一番恐ろしいのだから。

 重要な問題を広く知らせ、それについて人々が冷静に考えるための手助けをするものなんだなと。
 エアコンになってない、真夏に暖房をかけるようなメディアの方が多い気がするけど。

 竹田圭吾さんが教えてくれたもう一つのこと。
 それは彼の大好物「赤福氷」
 あの赤福が販売しているかき氷で、夏に三重か愛知に行かないと食べられないみたい。
 竹田さんがラジオで嬉しそうにかき氷談義していたのを思い出しながら、いつか食べてみたいです。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 13:18| ラジオ | 更新情報をチェックする