2016年07月01日

カドフェス

 毎年夏になると本屋でもらえる、文庫本紹介冊子。
 まずは角川文庫の「カドフェス」を読みました。

 作品の特徴を、

「受賞作」「泣ける」「元気になる」「怖い」「ためになる」
「胸キュン」「映像化」「どきどき、ハラハラ」

 とマークを使って示しているのが分かりやすくて良い。
 気分が落ち込んだ時には「泣ける」本より「元気になる」本が読みたいよね。

 本の内容だけでなく、
「その本を読むことで読者がどうなるか」
 をある程度予測してくれる紹介はありがたい。

 面白かったキャッチコピーは、

 夏目漱石「三四郎」
 いまも色あせない漱石流ラブコメ!

 ラブコメなんだ……(読んでない)
 確かに漱石の小説は世間のイメージほど堅くなくて、けっこう笑えますよね。

 森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
 京都男子をオトしたくなったなら森見登美彦を100回読めばいい

 京都女子にはブランド力があると思うのですが、京都男子はどうなんでしょうね……?
 この本、ずーっと前から読みたい読みたいと思いつつ読めてない。
 読みたい。

 賑やかなカバーが増えるのもこの時期の楽しみ。
 今回は文豪ストレイドッグスとコラボしていて、特に太宰治の「人間失格」が格好良い!
 今日マチ子が表紙を描いている藤野恵美「ぼくの嘘」も可愛かった。

 気になったのは榎田ユウリの「夏の塩」
 ストーリーの説明を読み、ん? これBLじゃね? と思って検索してみると、案の定、雑誌「小説JUNE」に掲載されていた小説だった。
 こういうのも紹介されるようになったんだな〜 と嬉しくなった。

 大崎善生「聖の青春」は映画化されるそうで、その一場面の写真が載っていた。
 主演の松山ケンイチがすごく太っていて、
「えっ? この人、『ノルウェイの森』の主役やってた人だよね?! 別人!!」
 とびっくり。

 腎臓病を患っていた実在の棋士についての話で、役作りのためにここまでするのかと。
 「ノルウェイの森」の時には村上春樹の若い頃に雰囲気が似ていて、ああ、あれも努力の賜物だったんだな、と。
 本の「聖の青春」と松山ケンイチ、両方に興味がわきました。

 タイトルで惹かれたのは「自閉症の僕が跳びはねる理由」
 あとこれはアニメで有名ですが「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」も素敵ですよね(小説版が角川文庫から出ている)

 いやぁ、文庫って本当に良いものですね!
 そんな訳で、またもや読みたい本が増えた。
 Amazonの欲しいものリストのアイテム数が1765個の柳屋文芸堂でした。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:39| 読書 | 更新情報をチェックする