2016年07月15日

吉田修一「怒り」感想

 今回私はこの本を、かなり身勝手なやり方で読みました。

【ルール】
1、ゲイカップルである優馬と直人が出てくる場面だけを拾い読みする。
2、脳内で「優馬→妻夫木聡 直人→綾野剛」で映像化しながら読む。

 そうしたらもう、最高っすよこの話!!

 何となく拾ってみたら、家に居着いて全然帰らない綾野剛!
 本質的な部分ですごく優しく、大事なことを一切教えてくれない綾野剛!
 無自覚に、気が狂いそうなくらい愛してしまった後でふっといなくなる綾野剛!!

 ほとんど猫の域ですよ(タチネコのネコではなく本物の猫な)

 優馬には余命三ヶ月で入院している母親がいて、ちょうど伯母の病院に行った帰りだったこともあり、親しみを感じながら読むことが出来ました。
 本当は推理小説らしいのですが、私の中では不器用であたたかい恋愛小説として完結。

 作者やファンの皆様、本当にすみません……
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:16| 読書 | 更新情報をチェックする