2016年07月26日

障害者施設で起きた事件について

 私は全盲の伯母に育てられました。
 障害者施設で起きた事件にショックを受けている障害者や障害者の家族が多くいるのではないかと心配しています。

 障害者、もっと広くとらえて、
「多数派とは違う心身を持つ者」
 は、周囲の人々に多くのことを教えてくれます。

 私は伯母の見えない目を通して、世界の見方を覚えました。
 伯母のいない家で育った自分を想像出来ません。

 多数派と違う心身を持つ者は、否定されるような存在ではありません。
 もしそこから何かを学べなかったとしたら、それは多数派に属する人間の側に学ぶ力が無かったというだけのことです。

 事件の全容が明らかにならないうちに発言するのは危ういことだと分かっていますが、このニュースが流れるたびに傷付く人がきっといるだろうと思い、我慢出来ませんでした。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 11:18| 社会 | 更新情報をチェックする