2016年08月15日

九井諒子「ダンジョン飯 3巻」感想

 今回もブレずに飛ばしていますよ!
 一番すげー! と思ったのは、寄生虫を食べる話。

 うえっ 気持ち悪ぅ〜 って思いますよね?
 私も(登場人物たちも)最初そう感じて青ざめました。

 この寄生虫、クラーケンという巨大なイカ(タコ?)の怪物の体内に住んでいたもので、ちょうど蛇くらいの大きさ。
 この頭部を銛(もり)で固定し、包丁を差し入れ開きにし、内蔵を取り、人数分に切ってから串を刺し、醤油・みりん・砂糖・酒で作ったタレを付けて焼くと……

 はい、蒲焼きの完成です!!
 香ばしい匂いまでして、メチャクチャ美味しそうになっちゃうんだ。

 この工程を描いた2ページは淡々としながらも、見事に読者の価値観をひっくり返す。
 九井さん本当にすごい。

 次の巻では炎竜(レッドドラゴン)が出てくるのかなー
 九井さんは食べ物描写も上手いですが、何と言っても竜が! 素晴らしいのですよ!!
(短編集「竜の学校は山の上」「竜のかわいい七つの子」「ひきだしにテラリウム」読んでない方はぜひ)

 彼女が満を持して描く竜……!
 楽しみだなぁ♪
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:24| 読書 | 更新情報をチェックする