2016年10月05日

映画「そこのみにて光輝く」感想

 ヒロイン千夏(池脇千鶴)の置かれた環境があまりにも悲惨過ぎて、最初ちょっと入り込めないなー という感じだったのですが、登場人物それぞれの恋愛感情が露わになってきたあたりから、割と共感出来るようになりました。

 私が一番良いなと思ったのは、映画全体に満ちる「北海道っぽさ」
 役者さんたち、みんなきちんと北海道の言葉を使ってましたよね?
 自分で話せる訳じゃないから発音が正しかったかまでは分からないけど、「なんも」とか「だべ」とか、か行がちょっと濁ったりとか。

 ぶっきらぼうな達夫(綾野剛)とむやみに明るい拓児(菅田将暉)が、やはり北海道が舞台の漫画「最終兵器彼女」のシュウジとアツシみたいに思えて微笑ましかった。
 そのうち千夏が「はんかくさい女だ」とか言い出すんじゃないかと(言いませんでしたが)

 ロケ地である「函館」が主役の映画だったように思います。
 海も繁華街も、その土地にしかない光を放っていて、美しかったです。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 17:34| 映画・映像 | 更新情報をチェックする