2016年10月14日

映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」感想

 本当は映画館で見たかったのですが(今、柏のキネマ旬報シアターで上映している)見に行く時間を作れそうになかったのでApple TVでレンタルしちゃいました。

 主人公の七海(黒木華)が学校で働いたり結婚生活したりする場面がほんとにほんとにしんどくて(人と接するのが下手な子が必死で頑張ってるあの感じ!)
「だ、誰か助けてあげて!!」
 って思っていたら、スーパーマン役が綾野剛だった!
 喪黒福造的な怪しいスーパーマンなんだけど。

 七海が常識的な世界から転落してからは、最後までハッピーな気持ちで見ることが出来ました。
 非常識・非日常バンザーイ!

 ここからはネタバレっぽい話になるので、これから見る人はさようなら〜

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 黒木華と綾野剛が恋人になる話かと思いきや!
 恋に落ちるのは黒木華とCoccoだった……!
 もうこの二人、一緒に画面に出てるとめっちゃくちゃ可愛いの!!

 Coccoというのは本当に特別な女性で、普通の人とは全然つり合わないと思うのだけど、黒木華も特別な女の子だから、その魅力が掛け算になって計測不能って感じで、私、部屋でたった一人で見てたのに、
「か〜わ〜い〜!!!!」
 ってうめいて暴れましたからね(映画館じゃなくて良かったかも)

 真白(Cocco)が七海に、本当の優しさや愛情なんて耐えられないからお金で買うんだよ的なことを遠回しに言うところ、二人がどれだけ孤独で、お互いを切実に求めているかが心に刺さるように伝わってきた。

 Coccoは役者ではないし、そんなに器用な人とも思えないから、こんな風に彼女の魅力を引き出すの、大変だったんじゃないかなぁ。
 私はもともとウェディングドレス×2の女性同士の結婚式が大好きで、こんな素敵なカップルのそれを見られるとは! はー 幸せな時間でした。
 あの指輪のない指輪交換!! 存在しない指輪を見続ける七海!

 綾野剛は狂言回し的役割で、彼のおかげで映画が軽やかになった気がします。
 色んな格好をして、色んな仕事をして、突然劇中劇みたいなことを始めたり。
 何しろ役名が「安室行舛(あむろゆきます)」だからね。
 遊び過ぎです岩井俊二監督……

 前半のしんどさに耐えればあとは基本的に楽しい映画だと思います。
 黒木華・Cocco・綾野剛のうちの誰かに興味がある人はぜひどうぞ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 17:17| 映画・映像 | 更新情報をチェックする