2017年05月24日

不滅の3人組

 私は実家でいつも通りの時間を過ごしている。
 ふわふわと太っている伯母(大)にくっついて昼寝をしたり、
 細々と立ち働く伯母(小)が作ってくれたごはんを居間のちゃぶ台で食べたり。

「あれ? 伯母(小)は亡くなったんじゃなかったっけ?」
 気付いた途端、伯母(小)の姿は消えてしまった。

 のどが痛くなるような大声で何度も伯母(小)の名前を呼ぶ。
 母は不思議そうに、
「もういないわよ」

 目が覚めてしばらくしてから、伯母(小)は6年前、伯母(大)は半年前に亡くなったのだと思い出した。
 私が気付きさえしなければ、母・伯母(小)・伯母(大)の3人は、夢の中で当たり前のようにセットで生きている。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:58| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする