2017年08月05日

映画「言の葉の庭」感想

 新海誠監督の2013年公開作品。
 「君の名は。」が好みに合っていたので、過去作でがっかりしたらどうしよう、と心配していたのだけど、これはこれでステキな作品で良かった。
 小説家にたとえるなら、エンターテインメント作家の初期の純文学作品を読んだような気持ち。

 雨の日の不愉快さと美しさ、空気の湿り気、影の濃さ。
 憧れの女性の足の指に触れるエロス。

 どう考えても万人受けしなさそうな世界で、この次の作品が「君の名は。」ってすごいなぁ。
 共通点は色々あるのに、見ている人の心の揺れ方がずいぶん違うよね。
 どちらが良い悪いではなくて「言の葉の庭」は繊細、「君の名は。」は大胆。
 「言の葉の庭」の方が好き、という人もきっといると思うな。

 舞台が新宿御苑だったのが嬉しかった!
 結婚前にDちゃんとデートしたよ〜
 映画も恋も、特別ではない場所を特別に思うようになるんだね。


 
posted by 柳屋文芸堂 at 16:24| 映画・映像 | 更新情報をチェックする