2017年08月22日

映画「パルプ・フィクション」感想

 主題曲の「Misirlou」が格好良いな〜 と前から思っていたので見てみました。



 不思議な映画だった。
「そんなことしたら危ないよ! 死んじゃうよ!」
 とハラハラさせる人は死ななくて、
「えっ、そこで?!」
 と驚くような場所でサクサクっと重要な人物が死んだりする。

 時間の流れの編集が凝っており(単純に過去→未来とは進まない)最初に見た時にはよく分からなかった部分が、二回目で意味が分かってプッと笑ったり。
 意図的に徹底的に馬鹿馬鹿しい話を積み上げていて、ブッチの金時計の来歴が特に可笑しかった。
 そんなくだらないものに対して真剣になるブッチの様子も。

 色んなことが起こるのだけど、バタバタした感じはしない。
 最近の映画は上映時間を短くするためにエピソード一つ一つを出来る限り詰めたようなのが多くて、これくらいのゆったり感が許される世界であって欲しいなぁと思った。
 何かが起きる瞬間だけでなく、何も起きない間の動きも、映画にとっては大事な気がするんだ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 19:28| 映画・映像 | 更新情報をチェックする