2018年09月30日

「デザインあ展」感想

 日本科学未来館で開催中の「デザインあ展」に行ってきました。
 元になっている番組は見たことがないのだけど、ディレクターの佐藤卓さんに興味があったので。

 とにかく混んでいた!
 体験型の展示が多く、子供たちが楽しむ雰囲気で、大人がしゃしゃり出るのは申し訳ない感じ。
 それでも待ち人数が少ないものはいくつか体験出来たし、見るだけの展示も自然と何かを「想像」させる。
 見る人を受け身にしない工夫があちこちにあった。

 一番格好良かったのは、大きな展示室の四方の壁全てに映し出される、写真が次々と紋に変わっていく映像。
(「森羅万象」このページで見られる)
 花や鳥などが抽象化されて「紋」になる。

 カラーは白黒に、輪郭は数学的な線となって、いったん単純化される。
 しかしその単純な形は規則に沿って細かく増殖し、複雑に変化していく。
 その圧倒的なバリエーション。

 この作品以外にも、複数の物の形の共通点を見つけたり、「抽象化」について考える展示がけっこうあった。
 ふと、私が好きな本の表紙は、本の内容を正確に美しく抽象化出来ているんだな〜 と気付いた。

 私はデザインが苦手で、だからこそ私の知らないことがいっぱいあって面白い。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:51| 美術 | 更新情報をチェックする