2019年06月11日

「東京の梅雨、熊本の梅雨」メイキング



メイキング、お好きな方がいるようなので、ちょこっと書いてみます。

コンビニのネットプリントを使った創作企画、第2回ペーパーウェルで、きぃちょんさんが配信してくださった紫陽花柄の原稿用紙が、期待以上に美しかった!

この原稿用紙に合う文章を書いてみたくなる。

紫陽花か梅雨の話…… 出来ればきぃちょんさんが喜んでくれるような…… きぃちょんさんは熊本の方……

自作BL「翼交わして濡るる夜は」の登場人物で、熊本出身の翼の話にしよう。会話の相手は恋人の司。東京にしか住んだことがない。

村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」の中に「熊本の梅雨は長くてきついよ」というセリフがあったな。東京とそんなに違うのだろうか?

東京と熊本の6月の降水量をGoogle検索。東京が167.7mm、熊本が404.9mmで、確かに全然違う。

「熊本の梅雨」でツイッター検索。熊本の梅雨は雨が強く降り、蒸し暑いらしいことが分かった(私は熊本に旅行で行ったことはあるものの、2月だったので熊本の梅雨は体験していない)

降水量と気温以外で、熊本と東京の梅雨に違いはあるだろうか。熊本は江津湖の芭蕉が印象的だった。東京では見たことのない風景。2月には枯れていたけれど、梅雨の頃はどうなっているのか。

「6月 江津湖 芭蕉」でGoogle検索したところ、ホタルの情報が出てきた。梅雨の少し前が見頃らしい。よし、これも書こう。

iPhoneに入れてあるテキストエディタ「iText Pad」のレイアウトを「原稿用紙タテ20」に設定し、本文を書き始める。翼と司の性格を踏まえつつ、20マス×20マスに綺麗に収まることを優先して言葉や漢字を選んだ。

本文を書き終えたら「表現したかったこと」と「書いた文章から受け取れること」に差がないかチェック。例えば最初、
「親に挨拶しなくて良いから!」
と書いていて、
「別に挨拶くらいしたって良いよな。司は結婚の挨拶みたいなことをする勇気がないんだ」
と思い、挨拶の前に「そんな」を入れた。

タイトルは本文を書き終えた後、いくつか候補を出し、内容そのままのシンプルなものを選んだ。

賀茂なす万年筆で原稿用紙に書き写す。インクをこすらないよう左の行から。

カラー印刷したコピー用紙、インクを弾いたりすることもなく書きやすかった。賀茂なすインクの上品な紫が紫陽花柄に合ってニヤニヤ。

自分の持っているカメラ(古いiPhoneと、さらに古い広角単焦点デジカメ)で手書き文字を上手く撮影出来ず困っている。暗くなったり明暗差が出来たり文字の一部がピンぼけになったり。天気の良い日に窓辺で絞りを絞って少し離れた場所から撮ればマシになるかなー 晴れるまで待てなくて難あり画像でごめんなさい。

こんなところかな。本文もメイキングも楽しく書けました♪
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:00| ショートストーリー | 更新情報をチェックする