
春夏秋冬を楽しむ 俳句歳時記 - 由季, 日下野
これは月ごとに分けて季語が載っていて、

美しい日本の季語―365日で味わう - 兜太, 金子
こちらは日ごと。
普通の読書みたいにぐんぐん読み進めるのではなく、9月には9月の章、9月15日には9月15日のページだけを読むようにしています。

わたしの好きな季語 - 弘美, 川上
この本を冬のうちに全部読んでしまって、季節に合わせて読めば良かったと反省したので。
3冊とも心穏やかになる素敵な本です。
9月は月に関する季語が多く、どれも美しい。
待宵 良夜 十六夜(いざよい) 宵闇
季語というと俳句に使うものと思いがちだけれど、季語だけを愛でても良いと、川上さんの本から教わった。
季語をアンティークの首飾りにたとえる文章は素晴らしい。
使っても良いし、眺めても良いんだ。
季語を意識すると、家の中の単調な暮らしも、季節によってゆっくり変化しているのだと、実感できます。
近所の和菓子屋に、
「9月21日は定休日ですが、十五夜なので営業します」
という貼り紙があった。月見だんごを売るらしい。
おはぎの時期でもあるし、どちらを買うか悩むな……