2010年06月30日

歌舞伎に出演

 寝間着のまま、歌舞伎の舞台に出演する。
 他の出演者に向けてバズーカ砲を乱射する役だ。

 市川團十郎がお腹にボーンと砲弾を受けてはね返し、
「そんなもの、痛くもかゆくもないわー!!」
 と言って見得を切るのがものすごく格好良く、私は出演者であることを忘れて、
「キャーッ黒ハート
 と叫んでしまう。

 あのバズーカ野郎を捕まえろ! とみんなが息巻いたところで、休憩に入る。
 私は舞台衣装(つまり寝間着)のまま劇場内の売店で買い物をする。
「あいつだー! って捉えられたりしないかしら」
 とドキドキするが、誰も私を気にしていない。

 いつの間にか一緒にいた母が、売店でナチュラルチーズを買っている。
 私も、
「乳化剤入ってないですよね?」
 などと細かいことを確認し、購入する。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:43| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2010年02月05日

○○ちゃん大好きだー!!

 タモリが司会を務める番組(笑っていいとも?)にゲスト出演する。
 私は独裁者みたいな熱い口調で、

「世の中で一番大切なのは、
『○○ちゃん大好きだー!!』
 という気持ちだと思うんです。
 例えばお母さんは、子どものために一生懸命ご飯を作りますよね。
 それは子どもたちに対して、
『○○ちゃん、△△ちゃん、大好きだー!!』
 と思うから頑張れるわけです。
 そうやって多くの人が、
『○○ちゃん大好きだー!!』
 と思いながら栄養バランスの良い食事を作れば、将来的に国全体で見て、病気になる人も減ると思うんです!!」
 と演説する。

 当惑するタモリ。
posted by 柳屋文芸堂 at 20:50| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

伯母と旅へ

 伯母(大・84歳・全盲)と旅行する夢を見た。
 伯母はこの数年ほとんど寝たきりで、寝床と食卓の間くらいしか移動しない。
 バスに乗っているのは元気な頃の伯母ではなく、今現在のヨボヨボの伯母だ。

 私は不思議に思って尋ねた。
「何で旅に出ることになったんだっけ?」
「ほら、ずいぶん前に記者会見もしたじゃないか。こういう事をしますって」
 ああ、そういえばやったな、記者会見。
 あるはずもない記憶をたどって納得する。

 椅子に座った伯母が倒れないよう、立ったまま支えなければいけないので、なかなか大変だ。

 旅はいきなり帰り道。
 夕食のためにバスが停まった。
 日没後のかすかな光が、周囲に満ちている。

 私たちはどうやら東北にいるらしい。
「秋田とか、他に良い場所がいっぱいあるのに、何でここなんだ」
 他のお客は文句を言いながら降りてゆく。
 確かに田んぼが地平線まで広がるだけの、何もない村だ。

 伯母を椅子から動かせないので、私たちはバスに残った。
 窓の外を眺めていると、花や草や木の輪郭が、くっきりと白く浮き上がっているのを見つけた。
 山の向こうからライトアップしているのだろうか。
 とても美しい。

 伯母に様子を説明しながら見とれていると、獅子の格好をした歌舞伎役者が、花を隠すようにバーン! と現れた。
 派手な隈取りをして、真っ白な長い髪を振り回している。

 反対側には赤い獅子がいる。
 どうやら白獅子と赤獅子が戦う劇らしい。
 歌舞伎よりはサーカスに近く、獅子は人間業とは思えぬほど高く飛んだり、空中ブランコで自由自在に動き回ったりする。

 いつの間にかバスの周りは見物人でいっぱいになっていて、獅子が何かするたびに歓声が上がる。
 私はそのたび起きたことを説明した。
 伯母は微笑みながらそれを聞いている。

 夢から覚めたら、伯母に会いたくて仕方なくなった。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:34| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

消えてしまった

 同級生が死ぬ夢を見た。
 全然知らない、夢の中だけの同級生だ。

 私は声を上げて泣いて、
「ああ、死とはこういうものなんだ」
 と、その痛みをひしひしと感じた。

 起きてみると、その死の実感は遠いものになっている。
 あの、死に対する深い理解はどこへ行ってしまったのか。

 胸が空っぽだ。
 物悲しさだけが残っている。
posted by 柳屋文芸堂 at 11:36| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

体と心

 妊娠してしまった。
 堕ろすのは嫌なので、産んでから殺すことにする。

 腹が大きくふくらんでいるから、かがむと息がつまる。
 赤ん坊に対して思うことは特に無いのに、私は突然、
「殺したくないよぉ、殺したくないよぉ」
 と泣き出した。
 それでも普通に産み育てることを許してはもらえない。
 だからますます叫ぶように、吠えるように泣きじゃくる。

 体と心が分離したような感覚で、私はいたって冷静だ。
「こんなにお腹に力を入れたら、流産してしまうんじゃないか」
 と不安になり、泣きやもうと努力するが、どうしても、ひっく、ひっくとしゃくり上げてしまう。
 泣き疲れて全身がしびれ、苦しい。

 起きた後も、しばらく物悲しい気分が残った。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:33| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

Rさん

 友人のRさんが浮かない顔をしている。
「警察官から写真を渡されちゃって……」
 見せてもらうと、男の子がこちらに向かってピースしている。
「普通の写真じゃない」
 Rさんは首を振る。
 よく見ると、男の子は半透明で、その向こうに同じ少年が血まみれで倒れている。惨殺死体だ。
「何これっ! 心霊写真じゃん!!」
「そうなんだよ……」
「Rさんってほんとすごいね。白い紙を何枚か持っているだけで、ホラー漫画が浮き出てくるんじゃないの?!」

 Rさんは実際に霊感の強い人なので、見た時には起きてトイレに行くのをためらうほど怖かったのですが、文章にするとただの変な話ですね。
 すみません。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:03| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

バールのない街

 高級ホテルの、日本酒専門のバーで、夢のような味のする酒をたらふく飲み、そこに泊まった。
 翌朝、コーヒーを飲もうと街に出る。
 知らない場所だが、おそらく大規模な再開発を行った東京のどこか、だ。
 ホテルと同様の、垢抜けた新しい建物ばかりが並んでいる。

 しかし行けども行けども、バール(イタリア式喫茶店)がない。
 いくら街並みを小綺麗にしても、美味しいコーヒーが飲めないんじゃしょうがないじゃないか。

 日本人はあてにならない。
 私は外国人を見かけるたび、
「C'è un bar qui vicino?(この近くにバールはありませんか?)」
 と尋ねた。
 が、当然外国人が皆イタリア人な訳ではない。
 誰からも相手にされず、私は必死にバールを探し続ける。

 ああ、もう。
 こんな街に、何の意味もない!!
posted by 柳屋文芸堂 at 20:50| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

ワックスJAPAN

 同い年くらいの女の子が10人くらい集まっている。
 「女の子」なんて言うのは「学校のクラスの女子」っぽい雰囲気が漂っているからなのだけど、全員大人で、
「どうして仕事しないの? 働きなよー」
 と私が無職でいることを責めて来たりするので、非常に居心地が悪い。

 イヤだなぁ、と思いながらトイレに行って戻って来ると、何となく様子が変わっていて、
「どうしたの?」
 と訊ねてもなかなか教えてくれない。
 でもようやく一人が、口を開いた。

「X JAPAN、って知ってる?」
「もちろん」
 何しろライブにだって二回行っている。
「じゃあ、ワックスJAPANは?」
「さ、さあ……」
「X JAPANとまるっきり同じ曲をやるの」
 どうやらパチもんバンドであるらしい。

「あれはね、ワックスJAPANを聴いた罰なのよ!」
 そう言って彼女が指差した先には、おでこにハンコを押され、その部分の皮膚が盛り上がった女子が、二人。
 へー……
 立体的なおでこを、しげしげと眺める。
posted by 柳屋文芸堂 at 10:44| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

選挙のせいだ

 電話のベルが鳴った気がしたので、ベッドから起き出ると、留守電が五件、入っていた。

「○山△子、○山△子です! 新居の住所を教えてください!!」
「×木■郎、×木■郎です! 新居の住所を教えてください!!」

 どれも長い間連絡を取っていない、古い友人・知人の名前と声だ。
 何故か全員絶叫口調で、住所を知らせろと迫っている。

 それほど住所を教えたくない人も混ざっていて、
「もう一度仲良くしたい人だけに連絡しようか。
 でも横のつながりがあるから、
『自分だけ知らされてない』
 と怒る人もいるかもしれないし……」

 とかなり悩む。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:36| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

物語風

「エヴァ」と「喰霊」を足して2で割ったような話だった。
(最近よく夢を見るなぁ。眠りが浅いのだろうか)
posted by 柳屋文芸堂 at 13:31| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする