2015年12月30日

2015年と2016年、主に小説書きについて

 食中毒で寝ていたせいで年末らしいことも正月準備っぽいことも一切出来ず、我々夫婦の所に2016年は来るのだろうか…… という感じではありますが、もともとそんなに頑張るつもりなかったから問題ないかも? 正月に閉まらない店だってあるし。というダラっとした雰囲気の病み上がりの12月30日。
 今日は少しくらい家事がしたいな。

 2015年に一番楽しかったのは、世津路章さんが主催してくださった、
「SS企画《俺のグルメFESTIVAL》」
 に参加出来たことです!

 300字・食べ物ネタで掌編を書く、というイベントで、世津路さんを始め、多くの方が感想を返してくださることもあり、泉のように書きたいことが湧き出てきて、それを言葉にしてどんどん発表していくのが、凄まじいエクスタシーでした。
 私は物語を書くのが本当に本当に好きなんだな、って思った。

 FES開催期間後に、同人誌即売会Text-Revolutionsで他のFES参加者さんとお会い出来たのも嬉しかったぁ〜!
 世津路さんも想像以上に快活な、可愛らしい方で、
「こんなラブリーな人が画面の向こう側にいたのか〜 私のために感想書いてくれたのか〜」
 とおばちゃん胸がきゅーんとしちゃいましたよ。
 近年まれに見る大感動でした。

 この時に書いた作品はこのブログのショートストーリーカテゴリで読むことが出来ます(これ

 他には、書くのに2年かかった「贋オカマと他人の恋愛」と、初の翻案小説である「死神」を即売会とネットで発表出来たのが幸せなことでした。
 好意的な感想も多くいただき、感謝しています。

 来年は、夏頃に友人たちとアンソロジーを作り、秋頃発表する予定があります。
 まずはこの作品を完成させること。

 あともう一つ、「贋オカマと他人の恋愛」の続編にあたる長くなりそうな話を、どこまで書けるかな?
 という感じです。

 私は精神的に参ってしまって書けなくなることがよくあるので、孤独感にやられないように気をつけながら、無理せず書き続けられたら良いなと思います。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 10:56| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年12月10日

自分用メモ

 2015年12月9日、池袋に向かう電車の中で「贋オカマと他人の恋愛」の続編にあたる長めのBLを書き始めた。
 下調べが済んでいないのだけど、書きたくなっちゃったので。
 書きつつ調べて直していけば良いかなと。
 また2年くらいかかるのだろうか、これ。

 予想通りこの話、書くことより書かないことの方が大変なやつだ。
 うっかりすると家事も食事も全部ほっぽり出して書いちゃうな。
 外出先以外では書かないように気を付けよう。

 同時に友人たちと作る本に載せる予定の短編SFも書いている。
 書き始めたのは11月の終わりくらいだったかな?
 こっちは頑張って書かないと書けないタイプ。
 書き上げられるのか、メチャクチャな話にならないか、かなり不安。

 ガンガン書ける話は滑っていきやすいし、必死に書かないと書けない話はボソボソになりやすい。
 出来れば、どちらも読んで面白い作品にしたいのだけど。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 13:07| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年11月22日

小説の利点

 「屍者の帝国」「ハーモニー」と立て続けに原作ありの映画を見て、「ノルウェイの森」の映画の感想なども読んで感じたのですが、表現形式(映画・小説)によって表しやすいものってずいぶん違うんだなと。
 他の形式に変換された時に「何が失われるか」を確認すると、小説の利点が浮き彫りになる。

 小説「屍者の帝国」の一番の魅力である「円城塔の奥ゆかしい愛情」は、映画版で完全に別のものに置き換わっていたからね……
 小説は、人柄や愛情の微妙な部分を、事細かに伝えるのに向いているのかもしれない。
 映画では「セリフ」「さりげない仕草」「表情」くらいしか使えず、時間にも制限がある。
 ところが小説では、セリフと描写にほぼ無限の言葉を尽くせるし、エピソードも入れ放題。
 すごいな!

 映画と原作を見比べたことで、小説への愛情が増した気がする。
 映画がダメというのではなく、それぞれ得意分野が違うということ。
 小説の可能性は大きい。
 小説の利点をしっかり活かしている人たちの文章から学び取って、私もそこで存分に楽しみたい。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 02:17| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年11月21日

恋愛小説

 どうしても誰かと「ノルウェイの森」の話がしたくて、Dちゃんにあらすじを説明した。
 終わり近くの主人公とレイコさんの場面が好きなので、そこに至るまでの経緯を。
 意外と10分くらいでまとめられるものなのね。

 私は、
「話せて満足!」
 って顔になったらしい。

 「ノルウェイの森」を読んで、恋愛小説はこんなにも多くのことを、深く、彩り豊かに表現出来るのかと驚いた。
 「恋愛」というものを狭くとらえてはいけない。
 大きく広く「愛」「人と人のつながり」を描けるのだ。

 書けるうちにいっぱい恋愛小説を書こう。
 と言いつつ、諸事情あって現在執筆中なのはSFなのだけど。
 ちゃんと終わらせられるかな……
 
posted by 柳屋文芸堂 at 04:43| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

小説の中の女のセリフから考える

「小説に女性の登場人物を出すと、セリフがオカマみたいになる」
 という嘆きを、男性の書き手・女性の書き手、両方から聞いたことがある。
 つまり書き手の性別に関係なく、女性のセリフを書くのは難しいんですな。

 この登場人物は女性なんですよ、ということをセリフで表現しようとすると、どうしても女性の特徴が過剰になり、女性の範囲から外れてしまう。
 現代女性はあまり女性的な話し方をしないのだ。

 現実の世界で女が女だと分かるのは、女の声を出しているから。
 しかし小説の中で、

「この料理、美味しくないな」
 と女の声で言った。

 なんて説明する訳にいかない。
(書いてみて気付いたけど、いよいよ男なんだか女なんだか分からなくなるな)

 私は女性を小説に出す時、セリフを全力で中性的にする。
 男性的な特徴・女性的な特徴の両方を消す。
 上手くいっているかは分からないけれど、現代女性の話し方としてはそれが一番リアルだと思うので。

 メチャクチャ神経使って疲れる。
「どうして女なのに女のセリフ書くのが大変なの?」
 と不思議になる。

 女性のセリフには型があって(「〜だわ」「〜なのよ」)
 もうそれはすっかり古くなっているのに、ラクだからつい使いたくなってしまう。
 それを振り切るのにエネルギーを使っているのだと思う。

 女性的なセリフを書きたくなったら、オカマを出しちゃえば良いんですよ……!
 女っぽさを好きなだけ詰め込められて、本当に楽しい。
 現代において、心置きなく女になれるのはオカマだけだ。

 もともと男女にはそれほど差がなくて、繁殖のために必死に違いを強調していたのに、男女平等の流れであったはずの型が無効になり、さあこれからどうしよう、というのが今の状況なのだと思う。
 昔の男と女のようには振る舞えず、かと言って男と女であることを完全に捨てることも出来ない。

 そんな中で「男・女・男と女の間あたりの人々」を書き分けようとすると、すごく興奮するのです。
 既存の思想に乗っかるのとは別の方法で、男女というものを考えている実感があるから。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:56| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

小説の魅力の土台

 テキレボで手に入れた同人誌を読んでちょこちょこ感想を送ったりしています。
 実を言うと、体調不良が続いていて、本読んで感想書くくらいしか出来ることがないんだ……
 本当は家事をもっと頑張りたいのだけど、体を動かさなきゃいけないから、元気じゃないとはかどらないのよね。

 まあそれはさておき。
 創作文芸同人誌を読んで感じるのは、
「作者の心の中に、どれだけ豊かな世界が存在しているか」
 というのが小説の魅力の土台になっているんだ、ということ。

 読書とは、作者の世界を読みに行く行為。
 文章やストーリーは、世界を読者に届かせるための手段でしかないのかもしれない。

 心の中の世界って、どうやったら豊かになるんだろうな……
 知識や経験だけでなく、もともとの性格の上に、悲しい気持ちとか、言葉にならないモヤモヤとか、空想とか、色んなものがじわじわ重なって育っていくもので、意図的に作り出すのは難しい。

 現実で上手く生きられない方が、心の世界は育ちそうだな。
 それはちょっと、救いだ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:45| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

感想へのリンク

 テキレボでわーわーしている間にいただいた感想があるので、忘れないうちにリンク貼っておこう。

 贋オカマと他人の恋愛

 書いてくださったのは森村直也さん。
 こちらも。

 Text-Revolutionsアンソロジー「再会」

 私も参加したテキレボのアンソロジー全作品への感想(すげえ)で、真ん中よりちょっと上あたりに、うちの「七瀬君とモテと非モテの研究」があります。

 #テキレボアンソロ 感想その1

 これは記事の一番最後に「七瀬君とモテと非モテの研究」が。
 書いてくださったのはナギノさん。

 みなさまご丁寧にありがとうございます。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:24| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年10月16日

不親切な文章

 小説を書いている間、
「読む人が分かりやすいように」
 と全力を尽くす。

 でも一年くらい経って読み直すと、自分の文章がすごく不親切であることに気付く。
「読者はあなたの世界を知らないんだから!」
 と一年前の自分を叱りたくなる。

 一年後の私に叱られないために、いったい何を加えたら良いのだろう。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:36| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

新刊「死神」

 書き終わりました。落語「死神」の翻案小説。
 プリンタが順調に動けば10月10日に出せそうです。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:50| 執筆 | 更新情報をチェックする

2015年07月13日

SS企画《俺のグルメFESTIVAL》

 下の二つの記事は「SS企画《俺のグルメFESTIVAL》」に参加するために書いた創作小説です。
 SSはショートストーリーのことで、今回は300字以内というルール。

 300字なんて何も書けないんじゃないかと思ったけど、意外と長い。
 窮屈さを感じずに物語を展開させられる。
 自分の中にある新しい感覚を発見した気持ち。
 楽しかった♪
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:44| 執筆 | 更新情報をチェックする