2010年08月25日

夏休みの百人一首

 高校一年の夏休みに、
「百人一首を全て暗記して来なさい」
 という宿題が出た。

 しかしその夏、私はとにかく忙しかった。
 臨海学校の後、吹奏楽部の合宿。
 そしてオーストラリアでショートホームステイ(和太鼓持っていったやつ)
 ひと夏に三回も旅に出たのなんて、後にも先にもあの時だけだ。

 気が付いたら夏休みが終わっていた。
 宿題もほとんどやれなかった。
 当然のことながら、夏休み明けの「百人一首テスト」は散々な結果だった。

 今思うと、テストじゃなく「かるた大会」でもした方が良かったのにね。
 みんなでわいわいと。楽しそうじゃないか。
 まあどっちにしろ私はボロ負けだ。

 18年前(!)の宿題をやり直すように、この夏はのんびりと百人一首の本を読んでいました(田辺聖子「歌がるた小倉百人一首」)
 百首の中で最も気になったのは、この歌。

 わすらるる 身をば思はず 誓ひてし
 人のいのちの 惜しくもあるかな

(あなたに忘れられるわたしのことは、なんとも思わないわ。でも神仏にかけて心は変わらないよと約束したあなたに、心変わりしたバチが当たって命がちぢまるのじゃないかと心配だわ。)


 これ、怖いよねぇ(作者は「右近」という女性)
 子供向けの本であるせいもあって、田辺聖子は、

「この歌、いろいろの訳しかたがあるんですけど、右(↑)のように訳すと、しおらしい、やさしい女心になるので、昔から、男性たちはそう解釈したがったの。」

 なんてあいまいに言っているけど、どう考えても「やさしい女心」とは思えない。
 確実に、相手の男を脅してる。
 初期のCoccoの歌に似た印象があるよ。

 言い訳が見物だわ 今さら何を言っても 遺言だけど(「カウントダウン」より)

 みたいな感じ。
 
 古今東西関係無く、女の激情がこもった歌が好きです。
 和泉式部の歌も良かったな。

 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
 いまひとたびの 逢ふこともがな


 「あらざらむ」っていうのがまず格好良いよね。ズバッとした音。
「自分がもういないであろう」
 という意味だそうです。

 いいねいいね、と言いながら読み終えただけで、結局また百首暗記はしてません。
 気に入った歌くらい覚えたいものですが。
 そうだ。
 一つ、中学時代に覚えてから忘れてない歌がある。

 花の色は うつりにけりな いたづらに
 わが身世にふる ながめせしまに

  (小野小町)


 33歳になって読むと、重いものがありますなぁ。
 ま、もともと美女じゃなかったのが幸い(なのか?!)
posted by 柳屋文芸堂 at 23:37| 勉強 | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

小鹿良太「合格へのベストアプローチ 古文」

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 古典文学を読んでいて、自分の古典文法の知識の無さにウンザリして来たので、参考書を買ってみました。
 33歳になって高校入試の本を読むのはちょっと(かなり?)恥ずかしい。
 でもほんとに全然憶えてないんだもの〜

 表紙を見ると、いかにも「受験対策」という感じですが、古典文法の基礎の基礎が要領よくまとめられていて、
「古文を読めるようになりたい!」
 という私の希望にぴったりの本でした。

 たっぷり入っている挿絵が可愛い♪ 
 解説の文章が丁寧なのも良かった。
 先生口調の偉そうな参考書は、今も昔も嫌いだ〜
 
 学生だけでなく、古典を学びなおしたい大人の人にもおすすめです。
 
「もう少し高度なことも知りたいなぁ」
 と大学受験用の参考書も見てみたのですが、
「古典文学を味わおう」
 という意識の無い、
「古文を正確に解読して、入試に勝つぞ!!」
 みたいな本しか見つかりませんでした。

 スパイの暗号じゃないんだから、そんなに必死にならなくても良いんじゃないの……? と思うんですけどねぇ。
 
 受験生のみなさま。
 古典文学にしろ現代文学にしろ、本当は面白いものなのです。
 どうかどうか、受験のせいで嫌いになったりしないでくださいね〜
posted by 柳屋文芸堂 at 00:10| 勉強 | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

フランス語のR

 引き続きフランス語の話。

 外国語を学習していていつもつまずくのが「R」の発音だ。
 英語の先生に、
「LとRの発音は、違う!」
 と言われて、困惑した経験を持つ人は多いのではないか(私も今となっては全く出来ない)

 イタリア語のRは英語ともまた違って独特だ。
 巻き舌にして出す、細かく震えるような音で、無理に表記すると「ルルル」という感じ。
 これがもう、ほんと難しかった。
 一年半くらい家で練習しても全くダメで、
「私には一生、イタリア語のRを出すことは出来ないんだわ……」
 と諦めていた。

 ところが面白いことに、イタリア旅行に行ったら、出せるようになったのです。
 忘れもしない「Carciofi(カチョーフィ)!」
 食べられなかった「Carciofi!(=アーティチョーク)」
(詳しくは「南イタリア旅行記」を読んでね!)

 さてさて、現在勉強中のフランス語のRも、不思議な音ですよ〜
 なんかもう、表記出来ん!
 ラとグとハを混ぜたような感じ……?
 混ぜらんないよねぇ。

 仕方ないので、Dちゃんに特訓してもらいました。

「ほら、ばいきんまんになった気持ちで言ってごらん! RA RI RU RE RO〜♪(無理に表記するならラッ リッ ルッ レッ ロッ……だろうか)」
「グッ、ガッ! ゲッ、ゲッ!」
「いや、妖怪にならなくてもいい」
「なりたくてなってるんじゃないよ!」
「ほらもう一度。RA RI RU RE RO〜♪」
「グガッ、グッ……」
「口じゃなくて、のどで出すんだよ」
「のどぉ?! 私ののどにそんな機能ありません」
「えー おかしいなぁ」
「言語を習得するのに一番適した幼児期にフランスにいたんだもの。そりゃ自然に出るさ……」
「ほらもう一回」

 熱心に発音練習し過ぎて、二人そろってのどを痛くしました。
 こういうのを、ニホンゴデワ、“バカップル”ト、イウンデスカ〜?(違います)

 イタリア語のRと同じように、行った途端に発音出来るようになるといいのだけど。

 うがいをするように出すとも言われたなぁ。
 うがいの音なんて、うがいしないと出ないよ!
 Rの音が出てくるたびに上を向いたりして。
 おびえるフランス人。

 まだ旅行の予定は立ってません。
 私がイソジンのコップを持ってパリを歩く日は来るんでしょうかねぇ……?
posted by 柳屋文芸堂 at 23:14| 勉強 | 更新情報をチェックする

私の彼はフランス人

 4月から始めたフランス語講座(まいにちフランス語)どうにか続けております。
 文法や単語の綴りは「英語とイタリア語の間くらい」といった感じなので、割となじみやすかったのですが、発音が全然ダメ。
 あんなフワフワした音、とてもじゃないけど出せませんよ!

 それでもラジオの声に合わせて一生懸命練習しています。
 一人の時は良いのだけど、Dちゃんが聴いていると面倒臭い。
「のりは後に母音が続く時のRが苦手だね」
 とか、
「今のSはそんなに濁らないはずだ」
 などと、あれこれ注意してくるから。

 Dちゃんはフランスからの帰国子女なので、変なフランス語に激しい拒否反応を示すのです。
「メルシー」
「ボンジュール」
 なんて言ったら身悶えますよ(メスィ、ボンジュー、という表記の方がまだ実際の音に近い)

 そんなにうるさいのに、話せる訳じゃないんだよね〜
 こっちに戻ってきて、全部忘れちゃったらしい。

 フランスからは理屈っぽさと協調性の無さだけを持ち帰ってきたようです。
 でもこれは、フランス人の特性というより「理系」もしくは「文学青年」の特性なのかもしれない……
posted by 柳屋文芸堂 at 01:04| 勉強 | 更新情報をチェックする

2010年05月20日

お祭り

 この間Yahoo!辞書を使っていて、「お祭り」に「男女の交合」という意味があることを知った!
 例文が、
「御祭の最中坊が目を覚まし」
 そりゃあ大変だ。

 なんで「お祭り」なんだろうなー
 宗教的な意味があるのだろうか。
 単に「大騒ぎするから」とか、そういう理由だろうか。
 どちらにせよ楽しく幸せな感じがあって良いと思う。

 大声出して張り切っていこう!

追記:たったこれだけの記事なのに、家庭内検閲を乗り切るのにえらい苦労しました……
posted by 柳屋文芸堂 at 02:04| 勉強 | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

まいにちフランス語

 この春からフランス語を始めました♪
 英語もイタリア語もきちんとマスター出来てないのにねぇ〜
 4月になると、つい手を出しちゃうんだ。

 「まいにちフランス語」というNHKのラジオ講座を聴いているのですが、先生二人(清岡智比古&レナ・ジュンタ)がものすごいノリノリ。
 テキストはハートのマークが飛びまくり。
 ギャグについて行けない時がたびたび……

 でも、頑張る! 頑張るよ!!
(頑張る場所が間違っている気がするんだが)
 説明は分かりやすいので、そこは気に入っています。

 イタリア語と同じように、
「旅行で使いたいから」
 というのが始めた動機。

 いつ行けるのでしょうか……?
 Dちゃんは忙しいし、うちの実家は落ち着かないし。
 パスポートの期限が切れる前に、実現出来ますように。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:34| 勉強 | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

イタリア語の勉強

 今年度は、新しいラジオ講座は聴かずに、これまでに使ったテキストで学習する予定です。
 消化しきれてない部分がけっこうあるので。

 まずは武田好とダリオ・ポニッスィが担当した入門編の復習から。
 私はこの講座が大好きだったのです。
 武田先生の声は可愛いし、ダリオのイタリア語はリズムがあるし、聴いているだけで楽しかった。
 ストーリーも、退職後の夫婦がイタリアに短期留学して奮闘する話で、微笑ましい。

 CDを全部(6か月分)持っているので、これを繰り返し聴いてます。
 そして毎日1ステップずつ発音練習。

 受験のためではなく、旅行のためにする語学の勉強はなんて楽しいんだ!!
 次は、この講座の舞台になっているペルージャに行きたい。
 ま、いつになるか分からないのだけど。

 そういえば、今回の地震に対する募金箱を全然見かけません。
 振り込むしかないのかな。→こちら(イタリア大使館のホームページ)
 地震発生からずいぶん経つのに、何も出来てなくて申し訳ない。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:00| 勉強 | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

素粒子物理

 ブルーバックスから出ている小林誠「消えた反物質」と南部陽一郎「クォーク」を読みました。
 が。
 ちんぷんかんぷんだった……

 ノーベル物理学賞受賞で話題になった、素粒子物理の本です。
 宇宙のはじまりにも関係があるというので、それでは、と手に取ったのだけど。

 物理学科出身者がブルーバックスを理解出来ない、というのはかなりショックです。
 専門書ではなく、一般向けの啓蒙書なので。
 私の物理の知識はすでに一般以下ということだよ。

 何のためにあんなに学費を払ったんだー!
 男つかまえるためかー!(それだけだったのかもしれない)

 素粒子物理って、大学でもちゃんと勉強しなかったんだよね。
 担当の先生が、
「ため息をつきながら教科書を音読するのみ」
 という手抜き授業をする人で、すぐさまやる気をなくしたのでした。
 熱心な授業をする先生が多かったのに、あの人だけ給料泥棒だったなぁ。

 素粒子の、超微細マトリョーシカみたいなキリのない感じもやや苦手。
 量子力学は好きだったのだけど。
 神様の機織りをこっそり覗くようなゾクゾク感。
 それよりちょっと小さくなるだけなんだがなぁ。

 やっぱり最初に教えてくれた先生に左右されるのかも。
 量子力学は学科内で一番授業の巧い人が担当でした。
 
 素粒子物理をしっかり理解するためには、ブルーバックスよりさらにやわらかい本からやり直さないと無理そうです。
 はぁ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 20:34| 勉強 | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

イタリア語検定

 3月に受験したイタリア語検定(5級)、受かりました〜!!
 解答速報で答え合わせした時には、
「ギリギリでダメっぽい」
 と予想したのですが、
「ギリギリで合格」
 の方に転んでくれて、ホッ。
 最近またイタリア語の勉強をサボり気味なんで、これを機会に気合いを入れなおさねば〜 と考え中。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:05| 勉強 | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

ここのところ書き込みが少なかった理由その2

 本日、イタリア語検定(5級)を受けて来ました〜!!
 そのためにこのひと月ほど、ふだんよりちょっと多めにイタリア語の勉強をしていました。

 試験なんて久々だったので、鉛筆と消しゴムを買ったり、ふで箱がないからそれをハンカチでくるんだり、直前にバタバタ準備。妙に新鮮で楽しかった。

 趣味の勉強なので、落ちようと受かろうとどうなる訳でもないですが、結果が分かるまでやっぱりドキドキしますね。
 余裕たっぷりに答えられた問いが少なかったな〜 これからも頑張って勉強しようっと。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:17| 勉強 | 更新情報をチェックする