2019年09月26日

旅とノートと万年筆

米子鬼太郎空港と大山の間の交通についての続き)

 この旅行記を書くためのメモ帳として、デザインフィルのトラベラーズノートを持っていきました。

トラベラーズノート リフィル 無罫 2冊パック レギュラーサイズ 14247006
トラベラーズノート リフィル 無罫 2冊パック レギュラーサイズ 14247006

 トラベラーズノートは21センチ×11センチの縦長のノートです(レギュラーサイズ。他にパスポートサイズもある)
 片手でも持ちやすい形。

 革素材のカバーをかけるのが本来の使い方のようですが、「リフィル」として売られているものもノートのように綴じられており、それだけでメモ帳として使えます。
 画用紙、軽量紙、クラフト紙、横罫、方眼など種類が豊富です。私は無罫・MD用紙のものにしました。

 このノートに万年筆でサーッと素早くメモを取るのが気持ち良くて楽しかった! 万年筆のインクが切れた後、仕方なくボールペンで書いたら、ペンと紙の摩擦が強くて重い。こんなに違うものなのか…… 文豪が万年筆を使うわけだ。
 コンバーターに充分入れたつもりのインクが3日持たなかったので、次の旅行ではインク瓶かカートリッジを持っていこうと思います。

 ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました!!

(終わり)
posted by 柳屋文芸堂 at 23:26| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

米子鬼太郎空港と大山の間の交通について

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その11の続き)

 このあたりは車社会のようで、一応電車とバスもありますが、本数が少ないです。
 今回の旅では、

☆米子鬼太郎空港と米子駅の間
 JR境線
 日ノ丸バス

☆米子駅と大山の間
 日本交通バス
 大山る〜ぷバス

 これらの時刻表を印刷して持ってゆき、ちょうど良い時刻のものがあれば乗り、なければタクシーを利用しました。
 大山る〜ぷバスは大山地区内での移動(桝水高原からまきばみるくの里)に使い、大変便利でした。

 車で動くのが当たり前の土地の道は、基本的に「車道」で、人が歩きやすいようには出来ておらず、少しの距離でも車に乗らないと危ないと感じることが多いです。散歩好きには残念ですが……
 大山は自家用車で来ている観光客がほとんどでした。でも車がなくても電車・バス・タクシーでどうにかなります。タクシー代を払うために、千円札を多めに持ってゆくのを忘れずに。

「旅とノートと万年筆」に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 19:02| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その11

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その10の続き)

 空港のおみやげ屋には鬼太郎グッズがいっぱい! タオルとノートを購入。











 レジの袋も鬼太郎だった。




↑母のおみやげにステッカーを買ったら、袋が可愛かった。

 塩と酢だけで漬けたらっきょうも買ってみた。甘くないらっきょうとは珍しい。

鳥取のらっきょう (塩)
鳥取のらっきょう (塩)

 空港のあちこちにあしらわれている鬼太郎キャラ。



 ↓ 真ん中を拡大 ↓



 出発ロビーにあるステンドグラス「妖怪たちの森」が特に素敵だった。



 自動販売機で飲み物を選ぼうとしたら、小さい容器のミネラルウォーターより、大きい容器のミネラルウォーターの方が安い。両方ともサントリーの天然水だ。んんー? と見つめ、ハッと気付いた。小さい方は「南アルプスの天然水」大きい方は「奥大山の天然水」私にとっては奥大山の方が貴重なので、そちらを選んだ。
 大山がすぐそばにある時間も、あとちょっと。

 飛行機に乗る時、通路の鬼太郎ラッピングをDちゃんが撮ってくれた。





 これから自宅に戻る疲れた客が多かったのか、機内は行きより静かだった。離陸に叫ぶ子供もいない。
 機内で、アニメの鬼太郎にも出てきた「すなば珈琲」のお菓子を食べた。美味しかった。
 この旅行記のためのメモを取っていたら、途中で万年筆のインクが切れてしまった。満タンにしてきたのに、ずいぶん字を書いたのだなと思う。

 窓の外には「天気の子」みたいなもこもこの雲。
 飛行機はその横をゆっくりと通り過ぎた。

(「鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜」終わり)

「米子鬼太郎空港と大山の間の交通について」に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 12:26| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その10

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その9の続き)

 タクシーで米子駅まで行き、JR境線 境港行きに乗る。この路線の電車はほとんどが鬼太郎キャラのラッピング車両だ。0番線から出るというのも洒落ている。
 ホームへ行くと「砂かけばばあ列車」と「こなきじじい列車」が来ていた。








↑今やっているアニメしか知らない人は「誰?」になりそう。

 鬼太郎たちのオブジェも飾ってあるし、写真をバシャバシャ撮りまくって、うっかり電車に乗り損ねるところだった。




↑大山のカラス天狗も。

 境港駅まで行きたいのをぐっとこらえて米子空港駅で降りる。電車は予定より数分遅れで着いた。飛行機の搭乗時刻ギリギリで予定を組んでいたら間に合わなかったかもしれない。余裕を持たせておいて良かった。

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その11に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 16:45| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その9

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その8の続き)

 次は「大山る〜ぷバス」に乗り、まきばみるくの里へ向かった。地図を見ると桝水高原のすぐ隣に書いてあるので歩いて行けるのかと思ったが、けっこう距離があった。
 まきばみるくの里は家族連れで賑わっていた。まずはソフトクリーム!



 暑いからすぐ溶ける。ぽたぽたしないよう大慌てで食べた。その後レストランでお昼。私は境港のカニを使ったパスタを頼んだ。



 ソースにカニみそが混ぜてあるのだろうか。うまみが強い。

 おみやげ売り場には白バラ牛乳グッズがいっぱい!
 白バラ牛乳は鳥取の大山乳業の牛乳で、関東でも成城石井などでは買うことが出来る。なんとなく他の牛乳より美味しい気がして、機会があるとよく選ぶ。
 私はこの牛乳パック柄のノートを買った。







 聖地巡礼した上での公式グッズなので感動もひとしお。

 外に出てみると、
「あっ! あれ境港じゃない? あの曲線が弓ヶ浜で……」



 ↓ 真ん中あたりを拡大 ↓



 晴れてきて、日本海が見えるようになった。タクシーを呼ぶと、30分かかるとのこと。景色を眺めながらのんびり待った。
 それにしても暑い! 全然避暑になってない。自宅のある埼玉は、もっと暑いのかもしれないが……

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その10に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 10:37| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その8

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その7の続き)

 私たちが向かったのは桝水(ますみず)高原。

 タクシーの運転手さんの、
「お店の人に荷物を預かってもらったらどうですか?」
 というアドバイスに従い、おみやげ屋さんにスーツケースを置かせて欲しいとお願いしたところ、OKしてくれた。運転手さんもおみやげ屋さんも親切だ。ロッカー代のつもりでお菓子を買った。



 高原にある「天空リフト」おそらくスキー場にある二人乗りリフトと同じものだと思う。……というよりこの辺り一帯がスキー場なのではないか? 雪のない時期も「恋人の聖地」として観光地化している。なかなかたくましい。



 リフトで上がった先には展望台がある。周囲に木がないので遠くまで見渡せる。しかし今日は曇りぎみで、日本海の方はぼんやりかすんでしまって見えない。

 ゆっくり流れてくるこの白いもやは、雲? 山ならではの現象だ。暑くはないが湿気がすごい。長くいたらびしょ濡れになりそうだ。

 リフトから落ちても大丈夫なように網が張ってあったり、安全とは分かっていても、特に下りが怖かった。ほんの数メートルの高さなのに、山の麓(ふもと)にある建物まで転げ落ちそうな気持ちになる。

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その9に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 00:14| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2019年09月23日

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その7

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その6の続き)

2019年8月10日
 午前5:00頃に目が覚めた。外はまだ薄暗く、ひぐらしの鳴く声が聞こえる。せっかくなので起き出し、大山寺まで行ってきた。



 石段の一段一段が高い。昨日の登山道もそうだが、大山にある階段はカラス天狗用に作られているのではないか。



 寂れぎみの門前町で、アウトドア用品店の「モンベル」だけが東京・表参道のような雰囲気を出しており、笑ってしまう。



 ホテルの入口にはカブトムシの入った虫カゴがある。子供の頃、近所に住む幼なじみは夏になると両親の田舎へ行き、カブトムシを捕まえて帰ってきた。私の親は東京生まれで、帰省するという経験がなかったから、幼なじみが羨ましかった。
 カブトムシはみな元気に暴れたり蜜を舐めたりしていた。

 朝食後、荷物を整理して部屋を出た。フロントでタクシーを呼んでもらったところ、30分かかると言われた。この待ち時間も考えて予定を組まなければいけないなと思う。

 このホテルはカブトムシだけでなく、掃除機のルンバも飼っている。しわの寄ったマットに立往生するルンバを助けたりしていたら、すぐに30分経ち、タクシーが来た。

 ホテル大山しろがねは従業員さんたちが明るく親切で、3日間快適に過ごせた。
 ありがとうございました!

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その8に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 16:19| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2019年09月22日

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その6

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その5の続き)



 大神山神社奥宮だ。ここから大山寺までの道が、
「インカ帝国の人に改修してもらったら?」
 と言いたくなるくらい、大きさの違う石を並べてガッタガタ。それでもどうにか進み切ると、
「あっ! 天狗茶屋だ!!」
 鳥取のガイドブックで知り、すごく来てみたかったお店なので、偶然見つけられて嬉しかった。私はここできゅうりの漬物とひやしあめ、さらに看板商品の禅バーガーを頼んだ。

 きゅうりの漬物は丸々一本が棒に挿してある。棒アイスを食べるように漬物をかじるのが可笑しい。少しピリッとしてさわやかで、運動の後のおやつとして最高だった。



 禅バーガーは精進料理で、肉や魚を使っていない。弾力のある薄いがんもどきをバンズの代わりにし、具とおこわを挟んである。





 噛むたびに、長いものシャリッ、おこわのフワッ、などさまざまな素材の歯応えを楽しめる。

 元気を取り戻してホテルに帰った。すぐに風呂! 汗でドロドロになった体を洗う気持ち良さ! 夕方だったせいか、大浴場を私一人で独占出来たのも良かった。
 ホテルの夕食は、少量ずつ沢山の種類の料理が出てきて、頑張っているなぁ! と好印象。なすの煮こごりや冬瓜の煮物が美味しかった。



 部屋に戻り、この旅行記のためのメモを書いて、おやすみなさい。

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その7に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 21:49| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その5

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その4の続き)

「僕も山頂ムリだ。膝が笑ってる」
 アブをまくために速度を上げたのが足の負担になったらしく、太ももが震えている。
「助けてくれてありがとう」
「いやいや」

 しかしアブがこんなにしつこく一人を狙ってくるものとは知らなかった。後で調べてみたところ、アブは温度が高く、二酸化炭素を多く排出するものに近付く習性があるという。他の登山者よりオーバーヒートして、ハァハァしっぱなしだったのが、狙われた原因かもしれない。
 アブ除けにはハッカ油が効くという。次に山へ入る時には忘れないようにしよう。



 アブ・いも虫事件を抜きにしても、登りは本当に辛かった。ヨレヨレのフラフラになってどうにか5合目を過ぎ、行者谷別れで今度は急な階段を降りてゆくことになる。ルパン三世のように駆け抜けたらラクそうに見えるが、実際にやったら大ケガだ。



 転落しないよう慎重に進む。息は登りほど苦しくない。鳥や虫の声を楽しむ余裕も出てきた。
 ふと視界が開けた。白い石が敷き詰められた、木のない場所に出た。河原に似ているが、川はないようだ。



 ここでホテルにお願いした登山弁当を食べることにした。時刻は1:00過ぎ。3時間ほど歩いていたのか。

「あっ、ほら!」
「大きい!!」

 黒くて太いトンボが飛び回っている。おそらくオニヤンマだろう。これほど力強く美しいトンボを見るのは初めてだ。
「アブをやっつけてくれないだろうか……」

 白い石の谷を抜けると、またひたすら下り階段が続く。1時間ほど歩いたところで、寺か神社のような古い建物が見えた。



鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その6に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 00:12| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2019年09月21日

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その4

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その3の続き)

2019年8月9日
 早起きしたので近所を散歩してみたら、少し坂道を登るだけで息が切れる。こんな状態で山登りなんて出来るのかしらと不安になった。

 朝食の時にホテルの人が登山弁当を持ってきてくれた。保冷剤付き。ありがたいサービスだ。
 10:00頃、フロントに登山届けを提出し、出発。大山寺の門前町を5分ほど歩いて、登山口に着いた。
 登山客は他にも大勢いる。丸太で作られた階段を登り続けなければならず、一段一段がけっこう急だ。「山歩き」ではなく「登山」なのだと思い知る。



 案の定すぐ息が苦しくなった。
「山頂まで行くのは難しそうだね」
 とDちゃんに言われた。

「行者谷別れで行者コースに進んでも良い?」
「良いよ」
「ごめんね」

 山頂の手前で下山し始めるルートである。それでも行者谷別れのある5合目の先までは登り切らなければいけない。故障を起こしたのにどうしても棄権出来ないマラソン選手のような速度で、一歩一歩上がっていった。日頃の運動不足に加え、湿度が恐ろしく高く、汗が全く蒸発しない。体に熱が籠もり、全身びしょ濡れの状態で動くのはものすごく辛かった。山の神よ、ひ弱な私を、どうか無事に……

「ギャーッ!」
 大きなアブがズボンのひざあたりにくっついている。ハチとハエのあいの子みたいな見た目の、ハチやハエよりデカい昆虫だ。
 刺されたら大変なので、攻撃していると思われないよう、そっとズボンの布を振るってみる。一応飛び立つものの、ブーン、ブーンと私の周りを回ってまた戻ってくる。何度やってもその繰り返し。全然離れてくれない。

「ふぇぇぇん、嫌だよう〜」
 独り言のつもりだったのに、山じゅうに響く大声だったらしく、先に進んでいたDちゃんが下りて来てくれた。
「パーカーを着た方が良いんじゃない?」
 あまりの暑さに脱いで仕舞っていたパーカーを取り出そうと、リュックを背中から下ろす。
「うわぁぁ、こっちにはいも虫がぁぁ!」

 黄みどり色の可愛いやつがリュックの上を元気よく歩いている。どこかから落ちてきたのだろう。リュックを木の葉に近付けてみるが、なかなかそちらに移ってくれない。いも虫は歩き続け、アブは私の周りをブーンブーンと回り続け、いやなんで君たちそんなに私から離れようとしないの……

 別の木の葉にリュックを近付けたところ、好みの葉だったのかようやくいも虫は移動してくれた。しかしアブは場所を変えてもずーっと私だけを狙い続けている。なんで! 他の登山者たちがどんどん私を追い抜かしてゆくのに、どうしてそちらには行かないの……
「ふぇぇぇん、怖いよう、嫌だよう! ふぇぇぇん」

 半泣きの私を見かねてDちゃんがアブを地図ではたき、アブの注意を自分の方に向けさせ、だだだっと山を登っていった。どうやらアブはDちゃんについていったようで、私の周りからはいなくなった。

 ゆっくりゆっくり登ってゆき、しばらく経った後にDちゃんと合流した。アブに刺されなかったと分かりホッとした。

鳥取大山登山旅行記〜妖怪もちょっとだけ〜その5に続く)
posted by 柳屋文芸堂 at 11:09| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする