2012年07月22日

慣れない

 涼しい日が続いてますね♪
 クーラーや扇風機を使わなくていいので得した気分。

 夏コミ新刊の準備をコツコツ進めております。
 表紙に使う写真を加工したり、本文内に入れる写真を選んだり、どの紙を買うかうんうん悩んだり。

 実を言うと、本作りってあんまり好きじゃないんだ。
「こんなことしている時間があったら、文章書きたいなー」
 と思っちゃう。

 同人活動している人の中には、本作りそのものに幸福を感じる人も大勢いて、そういう人の本はたいてい読みやすく綺麗だ。
 10年以上やっているのに、私の作る本は常に初心者めいています。
 向いてないんだろうな〜

 しかし。
 じゃあ文章が上手いのか、というとそうでもないし。

 前に、私が包丁で食材を切っている動画をDちゃんが撮ったのだけど、まるで昨日料理を始めたばかりのような不器用さでびっくりしました。
「大丈夫? 私がやろうか?」
 と声をかけたくなる感じ。

 8年前から、ほぼ毎日料理をしているのに。
 この人は、ほんと何をやっても上達しないんだなー
 と画面の中でよたよた動く自分を見ながら思いました。

 8月12日に東京ビッグサイトへ来て、私の初々しい(?)手仕事を確認してくださいね。
 スペースは「西地区 "に" ブロック 01a」です。
 と宣伝で〆る。
posted by 柳屋文芸堂 at 12:26| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年06月29日

腹を立てた時は

 どっちみち
 百年たてば
 誰もいない
 あたしもあなたも
 あのひとも
(江國香織「すみれの花の砂糖づけ」より)


 誰かに腹を立てた時は、
「この人もいずれ死んじゃうんだ」
 と思うようにしています。
 そうすると少しだけ、優しい気持ちになれる、気がする。

 ……憎たらしい奴ってなかなか死なないけどな。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:50| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年06月10日

父の日とは

「次の日曜日は父の日です。みんなでお父さんの絵を描きましょう」

 と先生が言った時、お父さんのいない子は何を描くかご存知ですか?
 お母さんの絵を描くのです。
 5月の母の日に続き、2枚目の母の絵である。

 私が通っていた幼稚園では、父の日に日曜参観をすることになっていた。
 母は父親の代役として、伯父を呼ぶつもりだったらしい。

「ごめんね、おじさんは用事があって来られないって」
 母は必要以上にしょんぼりしていた。
 私が引け目を感じてしまうのでは、と心配していたのだろう。

 ところがどっこい、である。

 30年前の話だから、シングルマザーはまだ珍しかった。
 私のクラスに父親のいない子は私だけ。
 壁にずらずら貼られた父親の絵の中で、たった1枚輝く「お母さん」

「私は特別な子どもなんだわ」

 私は誇らしい気持ちでいっぱいだった。
「他人と違う」
 ということが嬉しくて仕方なかったのだ。

 父の日とは、父親のいない子が、新しい視点を見つける日のことです。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:02| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年05月30日

自分を幸せにするために全力を尽くす

 10代の頃、誰かを幸せに出来ると信じていた。
 家族とか、友達とか、恋人とか、見知らぬ多くの他人とか。

 19歳の時に最初に付き合った彼氏と別れて、
「私は一番大切な人さえ幸せに出来ない人間なんだ」
 ということを思い知った。

 失恋は悲しかったけど、あの時に、
「誰かを幸せにしなければ」
 という呪縛から逃れられた気がする。

 誰も幸せに出来ないなら、せめて自分だけでも幸せに出来ないだろうか。
 そう考えて色々やってきたけれど、これが意外と難しい。
 わがままに生きれば幸せになれるかというと、そう簡単にはいかないのだ。

 まず、
「どんな状態が自分にとって幸せなのか?」
 ということを突き詰めなければならない。

 世の中には、
「こういう状態が幸せですよ」
 という宣伝の声があふれている。

 お金があれば
 美人ならば
 恋人がいれば
 仕事があれば
 有名になれば
 結婚すれば
 家を建てれば
 車を買えば
 子どもを産めば
 等々

 そういうノイズを無視し、心を静かにして自分と対話するのである。

 どうやら私は、

 美味しいご飯を食べると幸せになるらしい
 美味しい飲み物を飲むと幸せになるらしい
 好きな人に体をくっつけていると幸せになるらしい
 美術を見ると幸せになるらしい
 音楽を聴くと幸せになるらしい
 笑えるものを見ると幸せになるらしい
 面白い本を読むと幸せになるらしい
 文章を書くと幸せになるらしい
 等々

 そして、

 お金と
 美貌と
 仕事と
 名声と
 家と
 車と
 子どもは

 それほど欲しくないらしい。

 自分のことなのに「らしい」というのも変だが、心の中身はたとえ自分のものでも断言は出来ない。
 それくらい「気持ち」というのはあやふやだ。
 でもだからこそ、真剣に自分を見つめなければいけないのだと思う。

 他人に惑わされず、自分が欲しているものだけを厳選し、着実に手に入れてゆくこと。
 それに全力を尽くすこと。

「悩みのなさそうな顔してるね」
 とたまに言われる。

 努力してますから。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:03| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

君とは付き合えない

「▲▲くん(←私の前の彼氏)はのりのどこを好きになったんだろう?」
 とDちゃんが言う。

「さあ…… 男子校を卒業して最初に知り合った女が私だった、ってだけじゃない?」
インプリンティング!?」
「まあ、そんなところでしょ」
 
 それは全然構わないのだ。
 しかし別れた後で説明された「私とは付き合えない理由」がいまだに納得出来ない。

「『のりちゃんは僕の欠点をよく分かってるから嫌だ』って言うんだよ? おかしくない? 欠点をよく分かってて付き合うなんて、良い彼女じゃないか!!」
「きっと格好良いところを見ていて欲しかったんだよ」
「なんで向こうの肩を持つんだ〜っ!!」

 旦那に前の彼氏に対する文句を言ったって、どうしようもないんだが。
 別れたの、18年くらい前だしな。
 こういう女を「ねちくどい」と言います。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:56| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年04月29日

ばさばさ

 ↓の記事で「標準語しか使えない」と書いたけれど、正確に言うと、私の話し方は標準語から少しズレている。
 母や伯母たちが東京の荒川区出身で、育ったのが埼玉県川口市(足立区のとなり)なので、東京の下町の言葉をさらに荒っぽくした感じ。

 関西出身の友人に、
「最初に会った時、さばさばしていて気持ちいい人だなーって思った」
 と言われたこともありますが、だまされちゃいけません。

 さばさばしているのはしゃべり方だけ。
 それに「さばさば」というより「ばさばさ」が正しい。
 性格はけっこうねちくどいよ。
 まあ、良い方に勘違いしてもらえるのはありがたい。

 どうでもいいけど「ねちくどい」はのり語(←私しか使わない言葉)だとDちゃんに言われた。
 他に使っている人を見たことがないと。
 そうかな。おかしいな。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:25| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

中華風

 Dちゃんは寝床で私を抱きしめて、言った。
「のりから炒めたごま油のような匂いがする……」
 それって恋人の香りとしてどうなの。
posted by 柳屋文芸堂 at 09:54| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

震災後変わったこと

 まず一つは、やりたい事が前よりはっきり分かった。
 原発事故や地震で死んじゃうかもしれない、と感じたことで(震災直後は「さらに大きい地震が続けて来るのかも」という恐怖があった)人生における優先順位がパッと見えた。
 平和な時でも見えればいいのに。何故か追い詰められないとつかめないのね。

 やりたくない事はなるべくやらないようにして、やりたい事をどんどんやろう。
 いつか必ず死んじゃうんだもの。

 もう一つは、定住することを完全に諦めた。
 自宅のある地域が放射性物質のホットスポットになって引っ越すことになったのも大きいですが、3月11日の地震がきっかけになって地盤がゆるんだ印象があって。
 あちこちの断層で大地震の確率が高まったと報道されているし。

 まあ、日本ってそういう国だよね。
 「永遠」よりも「儚さ」に美を見出す。

 安住出来ないのは辛いことではない。
 人生は旅なんだ、と思ったら、ちょっとワクワクしてきた。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:29| 自分 | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

冴えない誕生日

 数日前から軽い風邪に悩まされている。
 悪化しないのはありがたいけど、完治もしない。
 のどの痛みから始まって、現在は鼻水が大変。
 まるで花粉症のよう。

 冴えない誕生日&クリスマスだなー
 とりあえず35歳になりました。

 おばさんになってゆくことはそれほどショックじゃない。
 昔から年寄り臭いと言われ続けていたし。
 ただ、文章書きが順調に進んでないのが不本意。

 若いころの予想では、長編小説をバリバリ書いているはずだったんだが。
 細切れの時間ばかりで、なかなか大きな世界に入り込めない。
 iPhoneでiText Pad(テキストエディタ)を使えるようにしたし、もう少し頑張りたいところ。

 35年前、私は酔っ払った産科医に取り上げられました(本当です)
 その日は病院の忘年会だったそうで、
「まだ産まれない?」
「はい、たぶん」
「じゃあちょっと行ってくる」
 とお医者さんは陣痛の来ている母を置いて出て行ってしまった。
 で、しばらくして赤い顔して戻って来たと。

 母は40歳で初産だったんですが。
 なんか、のんきですね。
 まあ無事で何より。
 わざわざ忘年会の日に生まれてすみません。

 クリスマスに忘年会、というのも昔っぽいですね。今は、
「クリスマスは家族、もしくは恋人と過ごす」
 という習慣が定着しているから、
「25日に職場の忘年会」
 なんて言ったら顰蹙買うと思う。

 みなさまはどんなクリスマスを過ごしているのでしょうか。
 私は、
「Dちゃんとくっつけないー!!(←風邪伝染しちゃうから)」
 とぶーたれながら寝ます。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:47| 自分 | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

憧れの

 高校時代に憧れていた先輩に引っ越しを知らせるハガキを出してみた。
 この数年喪中で年賀状を出せなかったので、もう住所変わってるかな…… とダメもとだったのですが、
私「M先輩から返事のメールが来たーっ きゃーっ」
D「顔真っ赤だよ」
私「えー」
D「椅子にかかってる赤いカーディガンと同じ色になってる。分かりやすいなぁ……」

 いそいそと返信メールを書いて送りました。
 女友達からのメールはためまくってるのに、本当に分かりやすいな、私。
 ヒドイ奴ですみません……
posted by 柳屋文芸堂 at 23:32| 自分 | 更新情報をチェックする