母親が介護認定を受け、週一回デイサービスに通い始めた。
行った次の日に電話をし、何をやったか聞くようにしている。
活動内容は用意されているものから自分で選べて、母は手芸や工作をやることが多いようだ。
実家に帰ると玄関に完成品が飾ってある。
母は認知症ではないので、レクリエーションで出題されるクイズはちょっと簡単過ぎるらしい。
「坊っちゃん・千円札・猫、さて何でしょうって、夏目漱石に決まってるじゃない!!」
と怒っていた。
アイスを食べに、近所のホームセンターまでみんなで「遠足」した話は可愛かった。
危なくないようにヘルパーさんが手をつないでくれたと言う。
他には、卓球が楽しかったと言っていた。
普通の卓球では難しいはずだから、高齢者でもやりやすいように工夫されているのだと思う。
カラオケは希望者が多くて、まだ歌ったことはないそうだ。
数年前に腰を悪くしてから母はすっかり消極的になり、後ろ向きな発言も増えて心配していた。
「デイサービスに通い始めてから元気になった気がする」
と言うと、
「話題が増えたから」
との答え。
他の利用者さんたちとおしゃべりしたり、近所の人とデイサービス施設の情報を交換したり出来るのが良いみたいだ。
また一緒にどこかへ遊びに行けるようになると良いな。
いつも行くスーパーより先は、
「無理よ」
って断られちゃうんだけど……
posted by 柳屋文芸堂 at 00:38|
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