2019年11月16日

2007年に読んだ本

3月31日にサービス終了したジオシティーズにあった記録。

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いとうせいこう ノーライフキング 新潮社 ちょっと難しかったけど面白かった。自分たちの世代について色々考えさせられた。最後の一行がかっこいいなぁ。

サルヴァトーレ・クオモ/ジローラモ・パンツェッタ パスタは陽気に 柴田書店 知りたかったレシピがあって嬉しかった。

ジェームス・D・ワトソン アンドリュー・ベリー DNA(上) 講談社 めっちゃくちゃ面白かった! 遺伝学を基礎からおさらいしつつ、そこに関わって来た人間のドラマも楽しめる。「優生学」がナチスに利用されるまでの流れにはひざを打ち、DNA構造(二重らせん)の解明、塩基配列による暗号の解読のあたりは推理小説みたいにワクワクした。遺伝子組み換え農業の章では、「もののけ姫」的倫理の対立を感じ、うなった。エボシ様の善意…… 分子生物学を始めた人のほとんどが、シュレディンガーの本に影響を受けたというのも驚いたなぁ。ああ、同じテーマでも書く人によってこんなにも読後感が変わるのか!

たけやん・高橋百三 温泉卵と黙黙大根 其ノ拾玖 温泉卵と黙黙大根 「夜明け前」がすっごく良かった! 「ヨカナーンの首」は息苦しかった。

ダリオ・ポニッスィ ダリオのイタリア語 白水社 楽しくてためになる本。ラップで活用を覚えられるのが良い。Dちゃんはダリオ風の日本語ばかり上達させているけど。

ちーず。 薔薇色の悪夢 ちーず書店 可愛かった〜 そして「男の人はそう感じるのか、へ〜」と勉強になった。

ちーず。 線香花火 ちーず書店 入り込むまでにちょっと時間がかかったが、中盤以降は楽しく読めた。房総に行きたーい!!

つむぎゆう 東京茜桟敷 第一巻 懐中天幕 街の描写が良かった。

パンツェッタ・ジローラモ 極楽イタリア人になる方法 KKベストセラーズ ナポリとんでもない〜 文章がうまくて面白かった。

パンツェッタ・ジローラモ 食べちゃおイタリア! 光文社 落語みたいで面白かった。ナポリのドルチェが食べたい〜

へびわ 鷹觜物語 中二巻 伊与粋 前の巻の方が好きかな。

ヘルギみのまた(他多数) 北欧神話とサガの世界への招待 サガエッダ協会 去年の文学フリマでもらった。

よしもとばなな アルゼンチンババア 幻冬舎文庫 相変わらずだなぁ、と思いつつ何度か涙ぐんだ。

リチャード・バック かもめのジョナサン 新潮文庫 終わりに近付くにつれ、変な感じに…… 興味深かった。

葵那珂 共同幻想コミュニケーション JECT"in BLUE" コミティアでもらった。

安部公房 箱男 新潮文庫 面白かった〜! 全然難しくないじゃん。文章は。

安部公房 砂の女 新潮文庫 結婚してから読んで良かったと思う。沢山共感するシーンがあった。映画版も見たいなあ。

安部公房 笑う月 新潮文庫 アムダの話が大好きだ。

一ノ瀬俊和 初めてのイタリア旅行会話 NHK出版 旅行前に一通り目を通せて良かった。

横川俊(編) Comiket Press25 コミックマーケット準備会 米沢さん特集だったのが嬉しかった。

蛾兆ボルカ(他多数) ぽえむろぜった2007 6 Poem Rosetta クスッと笑ったり、うなったり、胸きゅんしたり。

蛾兆ボルカ(編) 魔館「宵紅荘」 トーキョー文芸部 「剥製師の憂鬱」がすごく好き。「魔館1号室/かたつむりの殻」「同居人ども」も良かった。

海外安全相談センター 海外安全虎の巻 外務省 旅行前に一通り目を通せて良かった。

岸田今日子 もうひとりのわたし 青土社 中等部の頃の話が切なかった。

亀山つとむ(編) エマ 創刊号 マルメロ硯友会 ポエケットで買った。「みんな野球が大好きです」のサークル。若さゆえのヒリヒリが良い。

亀山つとむ(編) エマ 第二号 マルメロ硯友会 メロンおじさんが最高!!!

亀山つとむ(編) エマ 第三号 マルメロ硯友会 瀧本ワールドが好きだ〜!!!

吉村昭 わたしの流儀 新潮文庫 母が好きな理由が分かった。同じ時代、同じ場所で生きていたのね。

京藤好男(他多数) ラジオイタリア語講座2007年4月号 NHK出版 今月から文法問題とリスニング問題が増えて、すごく勉強になる。ストーリーの楽しみはなくなったけど。リスニング問題はほぼ全問正解。一年勉強して来た甲斐があったぜ。

京藤好男(他多数) ラジオイタリア語講座2007年5月号 NHK出版 旅行中の分の問を解くのに時間がかかってしまった。

京藤好男(他多数) ラジオイタリア語講座2007年6月号 NHK出版 い、今頃……

月枝見海 フヨウのフ じゃむかれっと/Solo 夢の中みたいな雰囲気が良かった。

光俊太郎 荒野のお茶会 道楽 思わずいつもより丁寧に紅茶を淹れてしまったわ。ラルフとリーネの関係が好き。

光俊太郎 紅茶の香りと恋の風 道楽 勝負と駆け引きの描写が上手くて面白かった。特にマリーとカトリーヌの対決!

光俊太郎 Black&Glasses 道楽 主人公の女の子が可愛かった〜♪

向田邦子 女の人差し指 文春文庫 旅の話や食べ物の話が面白かった。彼女も料理屋さんのオーナーだったのか。他のエッセイも読んでみたいな。

江戸川乱歩 江戸川乱歩全集第3巻 光文社文庫 「空中紳士」が面白くない上に長くて参った。乱歩の傑作は信じられないくらい傑作だけど、駄作は信じられないくらい駄作なんだよね…… 幅の広い(??)作家だ。

江戸川乱歩 江戸川乱歩全集第1巻 光文社文庫 これは面白かった。やっぱり初期だねぇ……

坂口安吾 肝臓先生 角川文庫 安吾初体験だよ。「私は海をだきしめていたい」がすっごく良かった。「肝臓先生」も面白かった。

榊佳之 ゲノムサイエンス 講談社 次回作の資料…… のつもりだったけど、いまいち。途中から流し読みしちゃった。

桜庭一樹 ブルースカイ ハヤカワ文庫JA 面白かった。他のも読んでみたい。

桜庭一樹 GOSICK 富士見ミステリー文庫 ヴィクトリカ可愛い〜! 謎解き部分も分かりやすくて面白かった。どんどん読むぞ。

桜庭一樹 GOSICKU 富士見ミステリー文庫 どんどん。

桜庭一樹 GOSICKV 富士見ミステリー文庫 どんどん。

桜庭一樹 GOSICKW 富士見ミステリー文庫 どんどん。

桜庭一樹 GOSICKs 富士見ミステリー文庫 どんどん。

桜庭一樹 GOSICKsU 富士見ミステリー文庫 最後の「初恋」が切ない〜

桜庭一樹 GOSICKX 富士見ミステリー文庫 ばんばん。

桜庭一樹 GOSICKY 富士見ミステリー文庫 胸きゅん。

桜庭一樹 GOSICKsV 富士見ミステリー文庫 あー、これが今読める分の最後か…… 寂しいような、ホッとするような。これで日常の仕事もちゃんと出来る…… はず。

桜庭一樹 少女には向かない職業 東京創元社 閉塞感の合間のギャグに笑い転げた。面白かった。

桜庭一樹 赤朽葉家の伝説 東京創元社 この人、最初の方の文章がイマイチな時が多いよね…… ストーリーは面白かった。一つの村の50年間を描いているので、登場人物がそれぞれ年を取ってゆくのが良い。ひざに乗せられて地球について教わるシーンが好きだなぁ。

桜庭一樹 青年のための読書クラブ 新潮社 桜庭一樹はやっぱり面白いなぁ! 笑った笑った!!

桜庭一樹 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 富士見書房 とうとう読んだ。つい二回読んだ。やっぱりこれが一番好きかも。推理小説的な書き方とか、ユーモアとか、桜庭一樹の上手さは色々あるけど、私は性描写がとにかく良いと思う。今回は全く直接的じゃなかったのに、何度もゾクゾクした。「鍵……かかってんだ」なんて。はー すごいなあ。

桜庭一樹 桜庭一樹読書日記 東京創元社 読みたい本がいっぱい。私と読書傾向が全く違って、かぶったのは1%もなかった……

桜庭一樹 赤×ピンク ファミ通文庫 古本屋で発見! 最近の作品よりは完成度が低いけど、その分書きたい事を全力で書いている気配が伝わって来るのが良い。ストーリーには直接関係ない、高校生の武史の動きが面白かった。タオルとぞうきんの話も笑った。桜庭一樹は重たい話でもユーモアを忘れないのが素晴らしい。高橋しんの表紙もステキ。

桜庭一樹 竹田くんの恋人 角川スニーカー文庫 五年前の作品。こってこてのライトノベル。その中から現在もある桜庭一樹の特徴を見つけるのが楽しい。

三井誠 人類進化の700万年 講談社 次回作の資料。地球の歴史の本では題名通りダイジェストだった人間の進化の部分が、詳しく分かって良かった。人間への思い入れが強過ぎて、色々紆余曲折のあった学問のようだが。日本人が日本の歴史を正確に理解出来ない(受け入れられない)のと同じようにね。

山田詠美 ベッドタイムアイズ 河出文庫 読み直し。やっぱりすごい! 前とは違う場面で共感したりした。男の人と暮らして初めて分かる部分。性描写はこれくらい巧くなきゃやっちゃダメよね。はあ〜

松岡宮 駅員観察日記U(予告編) 松岡宮 本編が楽しみ!

神無遼 津氣 LOVESICKNESS 愛の劇場が良かった。

神無遼 恋愛ドナー LOVESICKNESS 卵の中で暴れるヒナのような力を感じた。

神林長平 あなたの魂に安らぎあれ ハヤカワ文庫JA 面白い所も色々あったけど、恋愛の描き方とか、ト書きみたいな情景描写とか、イマイチな所も多かった……

杉浦日向子(監修) お江戸でござる 新潮文庫 勉強になった。

瀬名秀明・太田成男 ミトコンドリアのちから 新潮文庫 次回作資料。面白かった。

西本昌司 地球のはじまりからダイジェスト 地球のしくみと生命進化の46億年 合同出版 次回作の資料。面白かった〜!! メモを取ったり妄想をふくらませたりしながら読むのが楽しい楽しい。肥大した自我に苦しむ人は科学を学べば良いのに、と思った。自分たちがひどく小さな、些細な存在に過ぎないと知る時の、安心感。これは私のもう一つの宗教かもしれない。

川上弘美 ゆっくりさよならをとなえる 新潮文庫 再読。体調の悪い時にこの本があって助かった。ゆったりした気分になれた。それにしても、小説家の読書量ってすごいなぁ。

相川ひろな ツキノヒカリツウシン Super Selfish Space ずいぶんリアルに書くんだねぇ……

相川氷牙 ユキノヒカリツウシン Super Selfish Space 設定だけでもかなり好みな上、ストーリーもすごく良かった。登場人物たちの心の綺麗さ・純粋さにキューンと切なくなる感じ。運命と、不安と、前向きさ。続きも読んでみたいな。

相川氷牙 ハルノオト Super Selfish Space コミティアで買った。

相川氷牙 人形師 Super Selfish Space 面白かった。世界観と文章が好き。いったいどうやったらこういう綺麗で分かりやすい文章を書けるようになるのかと、羨ましく思った。

相川氷牙 君と明日に伝える言葉 Super Selfish Space 「諦める」にうなずいた。

相川氷牙 月宵桜 Super Selfish Space ハイパーテンションにびっくり。

速水貴帆 思想ー心の詩 光の旅 うんうん、とうなずきながら読んだ。

村上春樹 羊男のクリスマス 講談社 読み直し。やっぱり良いねぇ。

池田理代子 47歳の音大生日記 中公文庫 ラジオイタリア語講座のテキストでエッセイを連載していたので、これも読んでみた。面白かった。

竹山道雄 ビルマの竪琴 偕成社 思いのほか仏教色が強くて驚いた。インコに言葉を教える所で涙ぐんだ。水島!!

田丸公美子 パーネ・アモーレ 文春文庫 最高に面白かった! 通訳の仕事って大変だなぁ。言葉に苦労する、という意味では小説家以上かもしれない。何にせよ、一流のプロになるためには、繊細で、なおかつタフじゃなきゃいけないんだな。どっちかがある人は多いけど、両立するのは難しい。だからこそやってのけている人は尊敬する。本当にすごいなぁ。

田丸公美子 シモネッタのデカメロン 文藝春秋 「セックスのない人生なんて何の楽しみがあるんだ」というイタリア人男性のセリフに、まったくだよ、と強くうなずいた。

島田詩子 桜二景 虚影庵 「届けもの」は軽やかで、「夜に泣く」は切なく、良かった。

島田詩子 日々きゅーきゅー 虚影庵 O2Eで「お洋服談義」と交換。

島田詩子 薔薇の憂鬱 虚影庵 私は良いと思うんだけどなぁ。

島田詩子 隔世の感 虚影庵 涼しくて良い。私が読んだのは冬だけど……

藤堂志津子 さりげなく、私 幻冬舎文庫 実家でもらって、帰り道にガーッと読んだ。フェミニズムの話とか、けっこう面白かった。

藤堂志津子 風にまかせて女のほんね 文春文庫 札幌女性の薄着の秘密(「真冬の軽装」)と、献身的な男の人を捨てる話(「ヒドイ仕打ち」)が面白かった。

肉十八 実録反省房 忘郷篇 肉屋 カ、カ、カに爆笑!

白石明彦 人工生命とは何か 丸善ライブラリー すごーく面白かった!! 浅く広くで物足りない部分もあったけど、そこは自分で深めよう。

姫野由香 サヨナラペイン みいこプロ 5年かかって完成! 自分の新刊発行より嬉しかった。色々好きなシーンやセリフがあった。私もハードルの高さに負けず、頑張ろう。

武田好(他多数) ラジオイタリア語講座2007年1月号 NHK出版 コツコツ続けている。

武田好(他多数) ラジオイタリア語講座2007年2月号 NHK出版 コツコツ続けている。

武田好(他多数) ラジオイタリア語講座2007年3月号 NHK出版 終わっちゃった…… 寂しいなぁ。でもCDがあるから平気!

武田若千・高橋百三 温泉卵と黙黙大根 其ノ弐拾 温泉卵と黙黙大根 「僕と猫」「海辺の食堂」が良かった。

舞城王太郎 煙か土か食い物 講談社文庫 最高でした……

舞城王太郎 熊の場所 講談社 短編三つ。それぞれ良かった。特に「熊の場所」の官能と「ピコーン!」の切なさが。

舞城王太郎 暗闇の中で子供 講談社 「煙か土か食い物」の方が良かったなぁ。

舞城王太郎 好き好き大好き超愛してる。 講談社 題名の印象とはかけ離れた、静謐な恋愛小説で驚いた。切ないのお〜 この人、村上春樹の弟子みたいだ。下手なマネっこじゃなく本質を受け継ごうとしている感じ。村上春樹的なものを産み出してくれる人が村上春樹以外にも出て来てくれて嬉しい。二倍二倍♪

舞城王太郎 阿修羅ガール 新潮文庫 もう完全に舞城中毒。阿修羅ガールは最初の方、笑えて面白かったけど、後半はまあまあかな。それでも一気読み。

米原万里 ガセネッタ&シモネッタ 文春文庫 素養があり、なおかつ現場で全力を尽くして来た人の言葉は分厚い。沢山の知識が詰め込まれているのに、全然偉そうじゃなくて、これが包容力というものか、としみじみ感じた。「防衛費を増額するより、日本からの海外向け発信を拡充していくことの方が、日本の安全保障にとって威力があると思う」という文章が嬉しかった。私も似たような考えを持っているから。「世間知らずの甘い思想なのかな」と不安だったけど、こういう人が味方に付いてくれるなら心強い。でも去年亡くなってしまったのよね。宝を失った気分だ。切ない。

米原万里 魔女の1ダース 新潮文庫 硬めの文章も多かったが面白かった。麻婆豆腐とか。

米原万里 ヒトのオスは飼わないの? 文春文庫 動物をめぐる日本人・ロシア人のバタバタが面白かった〜!

米原万里 真昼の星空 中公文庫 のんびり楽しんだ。

米原万里 旅行者の朝食 文春文庫 面白かった〜! ロシア小咄はDちゃんにも好評。イランのお菓子ハルヴァ、食べてみたいな〜

米原万里 オリガ・モリソヴナの反語法 集英社文庫 面白過ぎて家事も原稿もおっぽり出して一日で読んじまった〜 あううう。登場人物が魅力的で、内容は興味深く、ストーリーは先が知りたくてたまらなくなる。物語の王道! もう〆切前に勘弁して〜

穂村弘 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ) 小学館 最初に読んだ時にはいまいちだったけど、パラパラ見直してみると悪くないかも。「キャバクラ嬢の休日風」が好き。

堀間善憲(編) 中央公論アダージョ 創刊号 読売メディアセンター 乱歩特集だったので駅でもらった。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:08| 読書 | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

2006年に読んだ本

3月31日にサービス終了したジオシティーズにあった記録。

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林聖泰 おいしい中国茶。 PHP研究所 知らない事も沢山載っていて勉強になった。

2ch詩板有志 詩板本2005 2ch詩板有志 「ペンギン社長」とか、良い詩が沢山あった。「もいっかい、童謡からやりなおせたら」も切なくて好き。

あおば(編) 車輪人間 詩学社 稀月真皓さんの「三輪」斉藤隆聖さんの「三つの車輪」佐々宝砂さんの「あなたはだあれ?」せきぐちひびきさんの可愛い作品が気に入った。あと、大村浩一さんの詩の中の「永谷園カード」に笑った。

あおば(編) TOKYO−トーキョーー東京 あおば ポエケットでもらった。私の詩も載っている。

芦田みゆき(他多数) おかえり 00企画室 よいこぐまさんの作品はもちろん、みずたさやこさんの「まくら」も良かった。私の言葉もちょこっと載っていて嬉しい。

アドリアーナ・ヴァッローネ 南イタリア スローフードな食卓より 東京書籍 知らない事が沢山分かって面白かった。

飯田浮浪斎 夢売りの館〜夢の中の少女〜 雑草屋 いつの間に光の人になってしまったんだ…… これはこれで良いけど。

板倉弘重(監修) からだに効くハーブティー図鑑 主婦の友社 写真が綺麗で説明も分かりやすく、初心者にぴったり。

市瀬ひいな MAGICAL SWEET 魔法先生 ヒカる! 幸せな雰囲気いっぱいで良かった。翼くんのいじっぱりな性格も可愛い。

ウタシロ 日々のかさぶた ウタシロ ポエケットでもらった。耳水蝸牛と急募/エステティシャンが好き。相変わらずレベルが高いよな〜

神無遼・よいこぐま 無料お試しセット SKU もっと激しく活動して欲しいなぁ。

木嶋章夫 宵待草全力疾走 ストカスト 相変わらず痛々しいなぁ。

木嶋章夫 夜のいきもの ストカスト おお、懐かしい作品が。

工藤佳治 中国茶に強くなる 世界文化社 フラワリーカフェで読破。

斉木博司 東京READING PRESS 東京READING PRESS編集部 ポエケットでもらった。これは朗読情報誌。色々あるんだねぇ。

佐藤愛子 犬たちへの詫び状 文藝春秋 母からもらった。

茂山茂(編) お豆腐通信二十三号 クラブSOJA ファンクラブ会誌。これも今年から届かない。寂しい〜

芝田高太郎(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年4月号 NHK出版 久々の外国語に脳の使っていない部分が刺激される。楽しい。イタリアに連れて行ってもらうために頑張ろう。

芝田高太郎(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年5月号 NHK出版 毎日少しずつ、と決めたのが良かったのか、苦もなく続いている。これからも頑張ろう。

芝田高太郎(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年6月号 NHK出版 夏コミ合わせの原稿の〆切前はちゃんと聞けなかった。でも原稿が上がった後、問題を解いたり、挫折しないよう頑張った。

芝田高太郎(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年7月号 NHK出版 難しくなって来たぞ〜

芝田高太郎(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年8月号 NHK出版 忙しかったり調子悪かったりで大変だった。

芝田高太郎(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年9月号 NHK出版 最後のあたりの会話が良かった。

島田詩子(編) MOON CLOCK 虚影庵 よく売れた。きちんと作った本はちゃんと売れるんだなー、と実感。

セクターエイティエイト KENSYO vol.58 セクターエイティエイト どこかの公演でもらった。伝統芸能情報誌。読み物と情報が充実しててすごく良い。定期購読したいなぁ。

武田好(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年10月号 NHK出版 武田先生の声が綺麗で大好きになり、再放送まで聞くようになった。ダリオの激しい表現もステキ。

武田好(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年11月号 NHK出版 コツコツ。

武田好(他多数) NHKラジオイタリア語講座2006年12月号 NHK出版 コツコツ。

ちーず。 LingerieShopシングル ちーず書店 主人公と彼女のラブラブっぷりがリアルで良かった。

ちーず。 涙 ちーず書店 ちーず。さんの作品の中では「涙」と「光」が一番好きだなあ。

ちーず。 光 ちーず書店 強い思いを抱えたままの夜の散歩にひたすらうっとり。

つむぎゆう 懐中天幕 Vol.8 懐中天幕 街の描写が面白い。

つむぎゆう 傀儡 懐中天幕 どんでん返しが良かった。

土居輝彦(編) 茶楽No.2中国茶の真実 ワールドフォトプレス フラワリーカフェで読破。

トニオ・クルウテル パウル 漫我宣言 色々考えて切なくなった。

トニオ・クルウテル バレーの法則 漫我宣言 幹事長とアルコール病棟の描写が面白かった。

中村うさぎ こんな私でよかったら… 角川文庫 入院中の母にあげたものが返って来た。再読。

中村うさぎ だって、買っちゃったんだもん! 角川文庫 入院中の母にあげたものが返って来た。再読。

二階堂奥歯 八本脚の蝶 ポプラ社 「キリスト教」と「西洋哲学」と「ペット願望」と「フェミニズム」の関係など、色々な事を考えた。もちろん彼女の死の理由や、繰り返し出て来る「あなた」についても。

はまさん 描写祭 PointOfView 去年の文学フリマでもらった。

姫野由香 Goodbye Cruel World みいこプロ 芝医師の「心と肉体が健全さを取り戻した証拠だと思うよ」のセリフと、その後のシーンが好き。

文学フリマ事務局 第四回文学フリマサークルカタログ 文学フリマ事務局 他のイベントもカタログをタダにして欲しい。

へびわ 鷹觜物語 第一巻 伊与粋陵広報委員会 ゆっくりじっとり進んでいく感じがたまらない。気に入った表現が沢山あった。

ポー 黒猫・黄金虫 新潮文庫 どれも素晴らしかった! 「メールストロムの旋渦」では「月」と「時計」の使い方にうなった。乱歩と似てるけど違う味。ポーがビーフストロガノフで、乱歩はハヤシライス?

ほしおさなえ time train3 timetrain事務局 夏コミで買った。

星新一 午後の恐竜 新潮文庫 具合の悪い時に読んだんじゃなかったかな。

星新一 だれかさんの悪夢 新潮文庫 これも。

星新一 ふしぎな夢 新潮文庫 SF色が強かったせいか、いつもより楽しめた。

星新一 ボッコちゃん 新潮文庫 今までで一番面白かったかも。

マーガリン博士 マーガリン博士と地底人 マーガリン博士 本ではなくチラシ。今年のポエケットには参加していなかった。残念……

三谷幸喜 冷や汗の向こう側 朝日新聞社 これを読んで『博士の異常な愛情』を見た。

室生犀星 蜜のあわれ われはうたえどもやぶれかぶれ 講談社文芸文庫 私は「ごらんおじさん」好きではないから胸キュンにはならなかったけど、小説として面白かった。

恵(編) A BOOK 太陽書房 文学フリマで買った詩集。

森村泰昌 時を駆ける美術 知恵の森文庫 入院中の母にあげたものが返って来た。やっぱり森村さんは良いなぁ。

山ア十生(他多数) 紫 紫の会 山アさんが2006年1月号を送ってくれた。

夢野久作 ドグラ・マグラ(下) 角川文庫 内容は、想像していたほど無茶苦茶じゃなかった。まあ荒唐無稽ではあるのだけど、作品の中では整合性が取れているから違和感を感じない。SF(たとえば『星を継ぐもの』みたいな)を読むような気持ちでいれば全然平気。描かれるものが少しずつずれてずれてずれていって、終わりできっちり円が閉じる。その感じがすごく良い。

夢野久作 ドグラ・マグラ(上) 角川文庫 何年も前から興味を持ちつつ、「一大奇書」なんて宣伝文句に恐れおののいて読めずにいたが、乱歩に背中を押される形でダダーッと読了。まず文章の勢いに驚いた。「どういう事だよ、おい」とツッコミを入れる隙もなくすごい力で引っ張りまわされる。「キチガイ地獄外道祭文」なんてあまりのリズムの良さに音読しちゃったもんね。

横川俊(編) Comiket Press23 コミックマーケット準備会 イベントを開催するって大変なんだなぁ、と毎回思う。

ラッシュジャパン ラッシュタイムズ日本版2006年夏号 ラッシュジャパン つい一生懸命読んじゃうな。

ルピシア ダージリン・フェスティバル2006ジャパン レピシエ 試飲会でもらった冊子。「南国の果実」「黒砂糖」という単語に惹かれて農園ものを二種類購入。もちろんテイスティングもしたけど、言葉の影響は大きい。あとはバランスの良いブレンドを。それにしてもえらい混みようだったなぁ。

ルピシア 台湾烏龍冬茶 ダージリン・オータムナル レピシエ 試飲会でもらった冊子。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年10月号 ルピシア 毎月楽しみ。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年11月号 ルピシア 毎月楽しみ。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年12月号 ルピシア 毎月楽しみ。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年2月号 レピシエ お茶に関する記事を読むだけで幸せ〜 一年くらい読んでるけどここに記録したのは初めてだな。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年4月号 レピシエ レモンティーの特集だったのでびっくりした。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年5月号 レピシエ ダージリン・ファーストフラッシュ特集。今年はいつも以上に力を入れているようだ。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年6月号 レピシエ 父の日特集。うちは母の日にお茶をプレゼントしたからなぁ…… そう何度もお茶を贈る訳にはゆくまい。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年7月号 レピシエ 冷茶特集。キンキンに冷やした白桃烏龍は本当に美味しかった。今度買ってみようかな。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年8月号 レピシエ 夏が旬のお茶特集。アッサムのクオリティー買ってあるのに飲んでないなぁ。早く封を切りたい。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2006年9月号 レピシエ ハーブティーが沢山発売された。

ルピシアだより編集室 ルピシアだより2007年1月号 ルピシア 毎月楽しみ。

早稲田文学会/早稲田文学編集室 早稲田文学(2005年11月15日発行) 早稲田文学会/早稲田文学編集室 『文芸漫談』を読んでみたい。

岡沢秋 はじめてのエジプト神話 無限∞空間 文学フリマでもらった。面白かった。

河村塔 名も無き掌の物語 ICU 夏コミでお隣になった時にもらった豆本キット。

角田寿星(編) Poem Rosetta VOL.3 Poem Rosetta 気に入った詩がいくつかあった。

甘いぞ甘えび(他多数) O2E 東部市場 第一回O2Eのパンフ。第二回O2Eでもらった。

甘いぞ甘えび(他多数) O2E the Second 東部市場 第二回O2Eのパンフ。会場でもらった。

吉川楓 空が呼んでいる 活字天国 やっぱり吉川さんの文章、好き。本を沢山読んでいる人の言葉の使い方って味があるよね。

宮沢章夫 レンダリングタワー アスキー いつも通り。

群ようこ 三味線ざんまい 角川書店 自分と驚いた部分が違っていて、へえ、と思った。

光俊太郎 エプロンはやっぱり必要ですか? 道楽 これも「そのとき輝くボクだから」の続編。お兄ちゃんがすごく良い! 一矢と恵も相変わらず可愛いなぁ。それにしても、女の人は本当に「Hなのはいけない」などと思っているのだろうか? 私の印象だと「好きな人とHな事がしたい」と思う気持ちは男女ともに同じくらいな気がする。ただ、男の人の方が恋と性欲を分けて考えがちかも。確かに男の人がエロ本を買う気持ちはあんまり分からない。「好きな男の裸以外はムーミン谷のニョロニョロと一緒」というセリフがあったな…… 女の人にも男の人にも色々な嗜好があるので一概に言う事は出来ないけれど、そういう雄と雌が生存競争に残りやすかったのだろう、きっと。

光俊太郎 紅茶時間をご一緒に 道楽 若旦那好きにはたまらん! 「凛々しいリーネでいておくれよ」というセリフが好き。

光俊太郎 たった一言だけど 道楽 「そのとき輝くボクだから」の続編。短い話だけど、この物語の登場人物が好きだから楽しく読めた。道楽さんはどうして、愛さずにはいられないキャラクターを次々に生み出せるんだろう。すごいなぁ。

光俊太郎 手紙 道楽 独立した三作品が入っている。どれも味が違っていて良い組み合わせだと思った。しかしまあ、ヘタレを書かせたら右に出る者がいないよな〜

光俊太郎 観覧車と麻婆茄子 道楽 小野寺くんの優しいセリフに西山ちゃんがちょっと報われた気がして嬉しかった。

江戸川乱歩 D坂の殺人事件 創元推理文庫 謎解き以外の部分だけで十分ゾクゾク。犯罪者の心理や情景描写に説得力があって、心をしっかりつかんだまま引っぱりまわしてくれる。残酷だったり、美しかったり、愚かしくて愛おしかったり。愛造さん、私だったらあなたをあんな目に遭わせたりしなかったのに(その前に好かれないか)

江戸川乱歩 江戸川乱歩集 昭和国民文学全集18 筑摩書房 図書館で借りて『陰獣』『押絵と旅する男』等を読んだ。もっと乱歩を!

江戸川乱歩 孤島の鬼 創元推理文庫 読み終えた瞬間、ふっと涙があふれて、あきれるような、少し笑ってしまうような、胸がギュッと苦しくなるような不思議な気持ちになった。怪奇:探偵(推理):男女の恋愛:男男の恋愛=4:3:2:1 って感じかな〜 と思っていたのだけど、最後の二行を読んで「もしかして100%JUNE小説だったの……?」と錯覚を起こしてしまった。

江戸川乱歩 パノラマ島綺譚 光文社文庫 もう乱歩に夢中。この全集、全部欲しいなぁ。註釈のおせっかいさがちょっと嫌だけど。

江戸川乱歩 目羅博士の不思議な犯罪 光文社文庫 駄作はなお良い、というマニアの気持ちが少し分かって来た。「鬼」の最初の方の文章なんて最高。トリックがパクリでも全く問題なし! でも、妖虫はけっこうつらかったな……

江戸川乱歩 屋根裏の散歩者 新潮文庫 『人間椅子』が怖かった。『芋虫』に号泣。

高橋百三・たけやん 温泉卵と黙黙大根 其ノ拾肆 温泉卵と黙黙大根 こういうしっかりした本を定期的に出しているサークルがあるんだなぁ。私も頑張らなくっちゃ。

高橋百三・たけやん 温泉卵と黙黙大根 其ノ拾参 温泉卵と黙黙大根 たけやんさんの穏やかな話が良かった。Dちゃんが「表紙はいったいどうやって印刷しているのだろう」と不思議がっていた。

高橋百三・たけやん 温泉卵と黙黙大根 其ノ拾弐 温泉卵と黙黙大根 百三さんの男と妻と書生の話がすごく印象的。

所英明 dozeu.net雑想ブック dozeu.net 紹介されている本や映画に興味を持った。

松岡宮 松岡宮の今週の壺 松岡宮 サイン入りだぜイエーッ!! 壺に入らないと会えない言葉があふれ返って、幸せに窒息死しそう。ああもう大好き松岡さん!! 「茶羽青年」「イマジネーション麻生太郎!」「ミイラさんといっしょ」とか音読して愛した。「あなたを……奪取! あなたを……摂取!」だもんなー 松岡さんやよいこぐまさんを見ると「決して私は詩人ではない、時たま血迷って詩なんか書いてごめんなさい」と思う。真の詩人とはこういう人の事さ。

松岡宮 駅員観察日記 松岡宮 「さよなら営団」に大笑いし(「抹茶! 確かに!!」と思った)「謝れ仕事人」にうなった(「当たり前の日常を送る事が出来ない人たち」と「当たり前の日常を普通に送っている人たち」を見ている時に感じるモヤモヤした気持ちが言語化されている気がした)他にも沢山気に入った文章があり、夕食後に声を出して読み上げたりした。

神無遼 永遠のフォルム LOVESICKNESS 遼さんだなあ。

神無遼 新・天使の罪 LOVESICKNESS 重症だな。

早乙女留美 十七歳の抵抗 文藝黒猫 殺意の描写が良かった。

早乙女留美 白いノート 文藝黒猫 大学卒業したばかりの頃のヒリヒリした感じや焦りを思い出した。

相川氷牙 凍る夜 Super Selfish Space 情熱的〜

相川氷牙 夢花の午睡 Super Selfish Space 懐かしい。

相川氷牙 恋うる夜 Super Selfish Space 情熱的〜

速水貴帆 アケミさん 光の旅 いつも通り光に満ちている。

速水貴帆 おかしな彼女 光の旅 可愛かった〜! 速水さんの本の中で一番好きかも。

速水貴帆 花のある生活・2 光の旅 相変わらず光に満ちている……

速水貴帆 心に青空 光の旅 「どちらのために」の最後の二行が良い、とDちゃんが言っていた。

田中北京(他多数) サブカル評論第五号 サブカル堂 好きな話題だったので嬉しかった。

島田詩子 Halloweenシングル 虚影庵 無性にカボチャが食べたくなった。

島田詩子 コードネーム0007 虚影庵 コロッケ美味しそう…… 腹が減って参った。

島田詩子 ショートショート・コレクション 虚影庵 気に入った作品の最初のページの端を折りながら読んでいったが、ほとんど全作品折っている事に気付いて折るのをやめた。ちょうど星新一を楽しむみたいに、サクサクと、それでいて「おおっ、そう来るか!」などと思いながらあっという間に読み終えた。コロッケ話の多さには驚いたなぁ。虚影庵さんはコロッケでアドリア海のエースになったのかぁ。「となりのオヤジ」「吠えるひと」のような切ないのが特に私好みだったかな。でもどれも良かった! 表紙も綺麗。本作りにいつも感心する。

島田詩子 月を紡ぐ 虚影庵 事前チェック(?)のお礼にもらった。こういうみっしりした文章、好きだなぁ。

肉十八 続 実録・反省房 肉屋 追い出される話がどれも面白いな。

飯田浮浪斎 夜 雑草屋 確か8月のコミティアでもらった。浮浪斎どこへゆく。最近異色作がメインになってる気がするぞ。

緋者そーや 太陽の本 緋者そーや 夏コミでもらった。

姫野由香 みいこプロ10周年記念本 みいこプロ いつも買ってくれるから、ともらっちゃった。わーい。「どこいつ」やってたのか、とか色々分かって面白かった。サークル活動についても勉強になった。

姫野由香 黒の束縛 みいこプロ 蓮司は全く困ったもんだよ……

姫路杏 Eternal Wind 神戸倶楽部 大胆な設定で面白かった。

姫路杏 亡国の王 神戸倶楽部文庫 気に入った文章がいくつかあった。

望月倫彦(他多数) 第五回文学フリマサークルカタログ 文学フリマ事務局 タダなのが良いよね。

万作の会 yoiya2(15号) 万作の会 ファンクラブ会誌。今年はもう届かないと思うと寂しいな。

有本香 中国茶・台湾茶 池田書店 フラワリーカフェで読破。

澁澤龍彦 澁澤龍彦初期小説集 河出文庫 横曽根を書く前に読んでおけば良かった……
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:48| 読書 | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第1部・第2部」感想

 ジョジョの奇妙な冒険 第1部「ファントムブラッド」第2部「戦闘潮流」を見ました。
 第4部「ダイヤモンドは砕けない」を先に見ていたので、過去の話である第1部・第2部は神話の世界のよう。
 第4部で伝説の人みたいに語られていたディオやスピードワゴンが生きてる! 動いてる!!

「おれは人間をやめるぞ! ジョジョーッ!!」
 とか、聞いたことのあるセリフがいっぱい。

 バトルシーンが多く、正直あまり好みの話ではなかったけれど(ファンの方ごめんなさい)スピードワゴンの深い愛が良かったです。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:47| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2019年11月12日

「ムンク展」感想

 2018年10月27日〜2019年1月20日に東京都美術館で開催していた展覧会。
 有名な「叫び」が来ていました。

 ムンクというと、あのうねうねした「線」が思い浮かびますが、意外なことに、印象に残ったのは「明るい色彩」でした。
 「叫び」の展示室は作品保護のためかなり暗くなっていて、それでも空の色の鮮やかなこと! 目を奪われる赤!!

 会場はすごい人出で、「叫び」には色々な解釈があるけれど、「これだけ人が動かされる」というのが本質だと思った。
 誰もが持ち得る情動に、ムンクは形を与えたのだ。

 私は展覧会に行くと、母への土産に絵ハガキを買う。
 渡すとそのまま引き出しにしまってしまうことがほとんどなのに、ムンクの「叫び」だけは伯母(大)の遺影の横に飾られていて可笑しかった。

 母の心も動かした「叫び」 でも遺影と並べるのはどうなの……
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:34| 美術 | 更新情報をチェックする

2019年11月11日

「マルセル・デュシャンと日本美術」展 感想

 2018年10月2日〜12月9日まで、東京国立博物館で開催していた展覧会。
 去年の今頃見に行ったものの、感想を書き損ねていた。

 デュシャンの作品は国立新美術館での展示が印象に残っている。
 日用品をそのまま芸術にしてしまう「レディメイド」
 国立新美術館は作品の見せ方がやたらとスタイリッシュだった。

 単なる日用品(車輪など)にくっきりと美しい影が付き、
「確かにこれは芸術だ」
 と思わせる。しかしこれは「展示の力」であって、デュシャン作品の力とは言えないのではないか。
 私は国立新美術館学芸員の「展示技術」を見ただけで、デュシャン作品の本質を見つめることは出来なかったのではないか……

 東京国立博物館の展示は程よくざっくりしており、影も薄めで、作品そのものを見られた気がした。
 しかしそれでもやはり影が格好良い。

 画家だった頃の作品も見ることが出来た。
 妹を描いた肖像画「ピアノを弾くマグドレーヌ」など、どれも洒落た雰囲気だ。

 ピカソが何をやっても洗練された作品を作ってしまった(もう少し野暮ったいものを作りたかったのでは、と想像するのだが)のと同じように、デュシャンも「センスの良さ」から逃れられなかったのだろう。
 自分で描く時も、既製品を選ぶ時も、良し悪しを判断する基準はデュシャンの中にある。

 私は物語を見るのも読むのも書くのも好きで、子供の頃から物語のことばかり考えてきた。
 それゆえ物語には懐疑的で、物語を単純に「善いもの」と看なせない。
 デュシャンも様々な表現方法を試し、美術について深く長く考え尽くしたからこそ「美術を否定する美術」に辿り着いたのだと思う。

 決して美術を軽んじていたのではない。
 価値があるとされている行為をそのまま繰り返せず、
「そこにどんな意味があるのか」
 と立ち止まってしまう感覚はよく分かる。

 絵を描くのをやめたデュシャンはチェスや女装をしていたそう。
 今月書いた6つのブログ記事のうち3つで女装の話をしてますね?
 何故私が行く先々に女装男性が用意されているのか。
 狙っているわけではないのに。

 デュシャン作品と日本美術を混ぜて展示していたら嫌だな、と思っていたらそうではなく、デュシャンの生涯を追った後に、その視線で日本美術を見てみよう、という会場構成でホッとした。

 現代美術から学んだ「分からない物事を恐れず、ゆっくり考える」姿勢は、人生の難しい局面(家族の介護など)でも十分に役立っている。
 デュシャンさん、変な実験を始めてくれてありがとう。
 デュシャンさんのセンスが悪かったら、誰も顧みなかったかもしれないね。

 結局のところ「何をするか」ではなく「どんな基準を持つか」が「美術」なのだろうな。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:59| 美術 | 更新情報をチェックする