2017年08月07日

映画「ほしのこえ」感想

 新海誠監督の初期作品。
 これを一人で作ったという点に狂気を感じる。

 登場人物の顔があまり上手くない・戦闘シーンが迫力に欠ける等々ツッコミどころは沢山ある。
 しかし日常を当たり前のものとはせず、そこで触れる風景や自然現象を慈しむように描いているのは「言の葉の庭」「君の名は。」と全く同じ。
 ちゃんと美しい。

 恋し合う男女の隔て方に「君の名は。」と共通する部分があり、もうこの頃に種はあったんだ〜 と感心した。

 三作見て、新海監督は自分が最も得意な、他にない要素をしっかり伸ばしていったのだと、よく分かった。
 私も(才能の規模が全然違うけど)見習いたい。


 
posted by 柳屋文芸堂 at 13:24| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

尼崎文学だらけ(あまぶん)のお知らせ

 2017年8月27日(日)11:00〜16:00に、尼崎市中小企業センターで開催される文芸誌・創作文学同人誌の展示即売会、
「尼崎文学だらけ(あまぶん)」
 にて、人形小説アンソロジー「ヒトガタリ」を頒布してもらえることになりました♪

 あまぶんの公式サイトには推薦文を投稿出来るページがあります。
 これまでに「ヒトガタリ」を読んでくださった方で、面倒じゃないよという人がもしいたら、感想をこちらに投稿してもらえると嬉しいです。

 またあまぶんでは、会場に行かなくても本が買えるサービスがあるので(やり方はこのページ)遠方の方はぜひ利用してみてください。
 よろしくお願いしま〜す!
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:33| 同人活動 | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

映画「言の葉の庭」感想

 新海誠監督の2013年公開作品。
 「君の名は。」が好みに合っていたので、過去作でがっかりしたらどうしよう、と心配していたのだけど、これはこれでステキな作品で良かった。
 小説家にたとえるなら、エンターテインメント作家の初期の純文学作品を読んだような気持ち。

 雨の日の不愉快さと美しさ、空気の湿り気、影の濃さ。
 憧れの女性の足の指に触れるエロス。

 どう考えても万人受けしなさそうな世界で、この次の作品が「君の名は。」ってすごいなぁ。
 共通点は色々あるのに、見ている人の心の揺れ方がずいぶん違うよね。
 どちらが良い悪いではなくて「言の葉の庭」は繊細、「君の名は。」は大胆。
 「言の葉の庭」の方が好き、という人もきっといると思うな。

 舞台が新宿御苑だったのが嬉しかった!
 結婚前にDちゃんとデートしたよ〜
 映画も恋も、特別ではない場所を特別に思うようになるんだね。


 
posted by 柳屋文芸堂 at 16:24| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

映画「君の名は。」感想

 ようやく見られたよ〜♪
 映画館でやっている内にDちゃんと一緒に見たかったのだけど断られちゃって、何となく一人で行くのも寂しく、借りられるようになるのを待っていたのでした。

 大ヒット作なので内容についてあちこちで見聞きすることが多く、でも一番肝心な部分は知らなかったから、
「えっ? あっ! そういうことだったのか!!」
 と楽しむことが出来ました。事前にネタバレに触れないの大事ですね。

 私が最も心打たれたのは、東京という街が非常に美しく描かれていたこと。
 まるで震災か何かで東京が壊滅して、失われてしまった風景を懐かしく思い出しているよう。

 母が生まれ育って、Dちゃんといっぱい歩いた東京が、私は大好きなんだなぁ。
 そんなことを改めて感じた。

 実際に行ったことのある場所も沢山出て来て、うぉぉ、となったのはバスタ新宿!!
 よくあれ間に合ったね。映画公開の少し前まで工事現場だったと思うんだが。
 国立新美術館のカフェもミュシャ展の時にDちゃんと入ったよ!

 泣いたのは、サヤちんが放送で避難して欲しい地区の名前を読み上げる場面。
 災害が起きると、全然知らない土地の名前が次々とニュースで流れる。
 あの人たちもこんな風に助けられたら良かったのに、という祈りのようで、自然と涙がこぼれた。

 忘れたくない「君の名」は、瀧にとっての三葉、三葉にとっての瀧であると同時に、人生の中で出会ったり知ったりすることになる、あらゆる人の名前でもある気がする。
 見た後で、人や場所が愛おしくなる映画だった。

posted by 柳屋文芸堂 at 10:46| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

映画「最強のふたり」感想

 これもちょっと合わなくてなー
 フィリップは首から下が動かなくなったことで男としての自信をなくし、だからこそ自分を障害者としてではなく「男の欲望を持った者」として扱うドリスに心を開く。
 そういう男のプライドの描き方は興味深く、面白かった。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:57| 映画・映像 | 更新情報をチェックする