2019年11月09日

アニメ「はたらく細胞」感想

 赤血球や白血球など、体内ではたらく細胞たちを擬人化した物語。子供の頃に読んだ学習まんがを思い出す。
 体内で起きることを「事件」にしていくのが上手くて面白い。

 声優さんたちの配役も良かった。

 ヘルパーT細胞と制御性T細胞が、櫻井孝宏と早見沙織(「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のゆきあつとつるこ。良いコンビ!)
 キラーT細胞が、小野大輔(「ジョジョの奇妙な冒険」の承太郎、「進撃の巨人」のエルヴィン。勇ましい!)
 赤血球の後輩が、石川由依(「進撃の巨人」のミカサ。絶対後輩にしたくないタイプ)
 がん細胞が、石田彰(「エヴァンゲリオン」のカヲル。味方と見せかけて敵)

 声優さんを覚えると、ストーリー展開だけでなく、
「誰がどんな役を演じるか」
 を楽しめるようになるのが良いですね。

 細胞たちはこんなに頑張っているのに、私は自分の体を大事に出来てないなぁ、と反省した。
 彼らがベストを尽くせるよう、バランス良く栄養を摂り、運動をし、規則正しい生活を心がけたいです。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:57| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

アニメ「進撃の巨人」感想

 dアニメストアで「進撃の巨人」Season1〜3を見ました。

私「次、『進撃の巨人』を見てみようと思うのだけど、あれ戦う話かな?」
D「めちゃくちゃ戦うよ!!」

 という会話をするくらい、全く内容を知らない状態での視聴でした。

 まずオープニング(Season1前半)が格好良い!
 私の中の中二がうずく……!!

「壁に囲まれた街で育ち、そこから出られない」
 という設定もすごく好み。

 壁の外には巨人がいる。
 これが圧倒的に強くて、このままだと10話いかないうちに人類滅亡しちゃうのでは? と心配になるほど。

「うわー!!」と悲愴な声を上げる人間を、巨人がむっしゃむっしゃ食べる場面を見ながら、焼き魚を食べたりするのはムリですね……

 巨人たちを殺し、壁の外に出れば、自由になれると信じている主人公のエレン。
 しかし話が進むにつれ、世界はそれほど単純ではないと分かってくる。

 壁の中で一般に信じられている歴史と、立場によって異なる複数の歴史。
「どの歴史を事実だと思うか」
 によって人々が対立する様子が、現代日本で起きている問題を想起させる。

 子供の頃の願いが叶っても、本当の願いは叶わない。
 それを実感し、大人になるエレンが悲しい。

 全体的に深刻な展開が多い中、食欲魔神のイモ女(サシャ)にたびたび和んだ。

 体力のないアルミンが、思考と言葉によって事態を打開していくのが気持ち良かった。
 アルミン、賢くて可愛くて大好きです(女装シーンもあった。ありがとうございます)

 ミカサの一途さが愛おしい。リヴァイの意外な優しさも良い。
 ライナーの二面性の描き方も興味深い。
 ユミルのクリスタへの愛も切ない(両方女性です)

 巨人の得体の知れなさ、次々やって来る新しい巨人の恐ろしさ(どんな風に攻撃して来るか予測できない)仲間の中に巨人がいるかもしれないという不安。ダークファンタジーのつもりで見始めたけど、もうこれホラーでは?!

 登場人物たちも、見ている側も、先が読めなくてハラハラして見るのをやめられない〜!! と最後の方は家事も食事もほっぽり出して熱中してしまった。物語の見せ方が上手い。

 最終的に謎が解けるのも好感が持てる(エヴァや春樹など、謎の解けない物語で育ったため、ちゃんと答えが用意されているのか! と感心してしまった)その内容も期待を裏切らない。

 最近のアニメはアニメオリジナルの変なラストにしたりせず、シーズンを分けて原作通り(たぶん)に制作してくれるのがありがたい。
 2020年秋にファイナルシーズンが放送開始するそうで、それまでちゃんと話を覚えていられるだろうか……
 また全部見ちゃいそう……

 この記事を書くためにユミルの情報を調べたら、声優が初音ミクと同じ人でびっくりした!!(藤田咲さん)
 全然違うタイプ!! 声優さんすごい〜!!
 朴璐美さん(ハガレンのエド)が演じる女性マッドサイエンティスト、ハンジも素敵です。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 11:22| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2019年11月07日

「正倉院の世界」展 感想

 ルノワール展へ一緒に行った友人が、
「正倉院展にも見たいものがあって……」
 と言い出した。
「よーし! ハシゴしようぜ!!」
 横浜から、東京国立博物館のある上野へ移動。
 金曜日と土曜日は午後9時までやっているというので、夕食を食べてから入館しました。

 夜だというのにすごい人!!
 昼間は数十分の入場待ちがあったそうだから、並ばずに入れただけ良かったのかも。

 前期・後期でかなり展示替えがある。
 友人が見たかったのは「螺鈿紫檀五絃琵琶」これは前期(11月4日まで)のみの展示。
 私たちが行った時はギリギリセーフで間に合った。

 足利義政、織田信長、明治天皇が切り取った跡の残る黄熟香。
 香木なんて長く置いておいたら香りが飛んじゃうんじゃないの? と思いきや、明治時代にもちゃんと燻煙が立ったという。

 宝物を修理したり、実物と同じ素材を使ってレプリカを作ったり、崩れた宝物の塵も捨てずに分別したり、正倉院に残された史料を守る地道な努力に心打たれた。
 私は今、歴史に不明点の多いポリネシア文化を調べているので、こういう宝物の管理が未来に役立つのがよく分かる。

 美術館なんて何軒でもハシゴ出来るぜ! という気分だったのに、家に帰ったら魔法が解け、疲れやすい42歳のおばさんに戻り、ばったり倒れてグーグー眠りました。
 楽しい一日でした♪
 
posted by 柳屋文芸堂 at 10:52| 美術 | 更新情報をチェックする

2019年11月06日

「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展 感想

 横浜美術館で開催中の「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展に行ってきました。
 音声ガイドを借り、上白石萌音ちゃんの可愛い声と、福間洸太朗さんが演奏するサティやドビュッシーを聴きながら、優しい色彩の絵画を見ていく幸福!
 日々の疲れがふわ〜っと消えた。

 ドビュッシーも音楽の世界で印象派と言われる。
 ルノワールが描いた「ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」のルロル家では、音楽の夕べにドビュッシーを招いていたそうだ。
 絵画と音楽の印象派のつながりを感じ、興味深かった。

 前は印象派の展示というと大混雑したものですが、今回は割と余裕がありました。
 心をリフレッシュしたい方は良い機会だと思います。
 ぜひどうぞ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 15:21| 美術 | 更新情報をチェックする

2019年11月05日

アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」感想

 美しいタイトルに惹かれ、dアニメストアでテレビ版と劇場版を見ました。
 登場人物のうちの誰かが死んでしまう話だというのは、何となく知っていた。
 しかし死んでしまった女の子「めんま(←あだ名)」は、第1話の最初から幽霊として元気に動いている。

 私は勘違いしていた。この物語は、誰かが死んで悲しくなる話ではない。
 かつてのめんまの死によって、周囲の人々が抱えることになった、罪悪感、痛み、壊れた関係。
 話が進むにつれ、それらが明らかになってゆき、じわじわと胸を締めつける。

 単刀直入に言いましょう。
 ゆきあつの女装シーンに興奮し過ぎて頭がどうにかなりそうです。

 一番強気に見えたゆきあつが、誰より心をボロボロにしていると分かる瞬間。
 白い袖なしワンピースという難易度の高い女装をし、逃げ惑う途中かつらを木に引っかけ、情けない声を上げてすっ転ぶのが、好みど真ん中だよ。ごめんね、ゆきあつ……

 何が起きてもゆきあつは徹底して気位の高さを保つ。
 岸辺露伴もそうですが、一本筋の通った困った奴を演じると最高ですね、櫻井孝宏さん。

 どの回もエンディングテーマが流れ始めるタイミングが素晴らしく、第4話(ゆきあつ女装バレ回)は特に良い。
 何度も繰り返し見てしまう。

 めんまを成仏させよう、という風に話は進むけれど、めんまはむしろ最初から仏か女神か妖精のようだ。
 成仏していないのは、めんまの家族や友人たちの「心」だ。
 めんまが幽霊として現れたことで、彼らの関係は修復され、傷も少しずつ癒えてゆく。

 未来は明るく変わる。
 テレビ版も劇場版も、そんな予感をたっぷり含んだラストだった。

 みんな(特につるこ!)幸せになりますように。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:32| 映画・映像 | 更新情報をチェックする